大阪担当です。
8月25日、第159回自助会を開催しました。
今回は初参加の方1名を含む8名の方に集まって頂きました。
家族の理解が得られない、これから先何かを始めたいがどう手を付ければいいのか分からない、うつが治るとはどういうことなのかなどの話がありました。
わたしはこのブログで何度も一緒に考えましょうと書いてきました。
では何を考えるのか、わたしが一緒に考えましょうと言っている中身、それについて少し書きたいと思います。
ここはうつ自助会ですからうつのことを考えています。
自分はうつであると認めること、その上で人生にとって大事なことというより人生そのもの「生きること」についてです。
うつの人は生きるのが辛いししんどい嫌なことばかり、なぜこんな思いをしてまで生きているのかそんな風に思っている人も多いと思います。
でも、世の中には生きていることは素晴らしいと思っている人もいます、そしてその人にとっては生きていることは素晴らしいことなのです。
なぜなら、その人は生きていることは素晴らしいと思っているからです。
同じように、生きているのは辛いししんどいことと思っている人にとっては生きていることは辛くてしんどいのです。
当たり前に感じますか、それとも意外に感じますか?
気付いた方もおられると思いますが、生きることが素晴らしいか辛くてしんどいとかはその人がそう思っているから素晴らしかったり辛くてしんどいかったりするということです。
つまり、自分がそう思っているからそうなっているということです。
何か変だと感じるかもしれませんが、自分がそう思う以外には、自分の代わりに他の誰かがそう思うことはできない以上、自分がそう思っているからそうなっているのです。
だとすると、自分がそう思っているに過ぎない、生きることは辛くてしんどいと自分がそう思っているに過ぎないということでしょうか。
いやいや、周りの人は無理解だし、嫌なことばかりするし助けてくれる人も少ないし、辛いことしんどいことばかりだというのは事実なんです。
そう言う人もいるでしょう。
でも、やっぱり辛くてしんどいと思っているのは自分で、無理解な周りの人、嫌なことばかりする人、助けてくれない人が自分の代わりにそう思うことはできません。
逆に言えば、その人たちでない自分は自分で思うことができるということです。
ということは、辛くてしんどいと思っていることを辛くてしんどいと思わないこともできるということですよね。
でも正直、そう思うことは簡単なことではありません。
肝心なのは、思っているのはいつでも自分自身なんだ、それ以外にはないのだということを忘れずにいれば必ずできるようになります。
今わたしは、自分がそう思っているからそうなのだといいました。
それは各人が勝手に素晴らしいとか辛くてしんどいのは、各人が素晴らしいとか辛くてしんどいと思っているだけだということです。
では、各人が生きていることは素晴らしいとか、辛くてしんどいとか自分で思っているだけでない生きることの本当のところはどうなのでしょうか。
生きていることは素晴らしいのか、辛くてしんどいのか全く違う第三の答えが本当なのでしょうか。
知りたいと思いませんか。
この知りたいと思うことが「ただ思う」から踏み込んだ「考える」ということです。
自分は思うということはどういうことなのかを考えるということです。
今まで生きてきた中でずっと自分が思うことは当たり前だと思って生きてきた、ただ何となく自分がそう思うからそうなんだ、それは当たり前で分かり切ったことだとしていたということです。
それは自分が思うという当たり前のことが実はよく分かっていなかったということです。
うつであることは辛くてしんどいことだとあなたは思っていますよね。
思うだけでなく、本当のところはどうなのか知りたいと思いませんか。
続きは気が向いたら・・・(笑)
一緒に考えましょう。
次回のご案内
日時:2018年9月29日(土)、13時30分~16時30分
場所:大阪市北区民センター 第四会議室
JR天満、地下鉄扇町が最寄り駅です。
参加費:500円
お問い合わせ、参加希望は下記リンクをクリック。
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まだまだ暑い日が続きます。
無理しないでゆっくり休みましょう。
どうぞご自愛ください。