いつの間にやら太陽が見えなくなってしまった。というのはこれまでは部屋の奥までこうやってパソコンのキーをたたいている部屋の真ん中まで冬の光が射しこんでいたのだが太陽がいつの間にやら見えなくなって窓際まですり寄らなければ見えないところまで真上近くに行ってしまった。春近しということだろう。
指揮者の小澤征璽さんがお亡くなりになった。88歳。音楽界にとって大きな存在だった小澤さんが亡くなるということは大きな損失と言えないだろうか。最近オーケストラという言葉もまた演奏会ということも日常から少なくなってはいないだろうか。小澤征爾の名前の由来は征は関東軍の板垣征四郎の征と同じく石原莞爾の爾からとったものだという。交響曲を聴いて想いを馳せるような気分は超高齢社会にはやや縁遠い存在になってしまって今を健康に生きるのが精いっぱいの日本の状況のように思えてくるのは私ひとりではなさそうだ。交響曲を聴くよりも春の日差しの中でウオ-キングと体力造りの方が面白い時代である。
昨年11月に蒔いた実エンドウが大きく伸びて支柱を欲しがるような伸びようであるので今日はその作業をしようか。春本番である。