今日の新聞ではウクライナからの避難者は日本定住を希望されている方が急増しているという。このことは当初からの予想通りで一旦日本の生活が日常的になるととてもじゃないがこれまでのウクライナでの生活に戻ろうという気分にはならないということで如何に我々が今何となく生活している環境が優れているものであるということだ。
生活インフラはもちろんのこと、四季おりおりの変化に恵まれ何よりも一年を通じて温暖湿潤のこの日本が素晴らしい国であるということの証左だろう。ロシアでは食卓に上る味といえば塩しかないといわれるが、わが日本では醤油という世界に誇る調味料があってこれが食卓を賑わせている。おそらく、ウクライナの方々もきっとこの味を忘れられなくて豊かな食生活を満喫されているのではなかろうか。これではウクライナに戻ろうという気分にもならないに違いない。後は言語の問題だけで覚えてしまえば素晴らしい日本人と一緒になって日本の生活ができるだろう。
今日は24節季のひとつ雨水で雪が雨になる頃とされる。ここ2～3日は本当に雪が雨になるという通りの気温の上昇だ。昨日など陽の照る場所にゆけばぐっと暖かみを感ずるような日和だった。洗濯物はきれいにフワフワの乾燥で片づける家内の動きも滑らかだった。春が一気にやってきたというところか。