米トランプ大統領がカナダ、メキシコなどから輸入される貨物に25%もの関税を上乗せするとの発言で両国はもちろんEU諸国からもウクライナへの武器援助の停止等などで反感を買っている。トランプ氏によれば何故米国だけが貿易赤字を背負わなければならないのかと不満たらたらのようだ。矛先は日本にも向けられていて日米安全保障条約で米国は日本の安全を義務ずけられているが、日本は米国の安全保障の義務はない。なんと不平等なものか、誰がこのような条約を結んだのかとこれまた大昔のことを持ち出しておられる。これは昭和26年(1951)に締結されたもので当時は日米の国力は巨像と子猫ほどもあるもので今とは比較にならないものだった。日本が軍事予算に使うおカネを経済社会の発展に投じたからの結果にほかならない。
トランプさんは日本の裕福さにイヤ味を表しもう少し防衛予算を増やしウクライナほかの軍事関係に投資してくれないかとの気持ちも読み取れる。
今日、家の裏側の宅の庭の木でウグイスの初鳴きを確認した。春は確実に近づいている。関西地方では奈良二月堂のお水取りが終わるまで寒さがあるとのことだ。