芽室町議会議員 正村紀美子のブログ 「つぶやきをかたちに」

いつも市民派ずっと無党派!
芽室町議会議員まさむらきみこのブログです。

新嵐山活用計画の提言書がまとまりました

2020年09月03日 | 議会/委員会
9月になってから過ごしやすい日が続いています。
少し肌寒いかも…と思っても委員会室は時間とともに室温があがってきて、服装選びに迷う。
とくに今日みたいな日は。

さて、今日は午前中議運、午後から総務経済常任委員会でした。
8月に新嵐山活用計画について政策討論会を開催したのですが、その内容についてお知らせしてなくてすみません。
政策討論会ではさまざまな意見(これまでの議論について評価する内容や委員会として調査不足ではないのかという指摘、委員会内の議論では出てこなかった視点など)があり、これらの意見を踏まえて町への提言書の作成に取り組んでいました。

政策討論会の会議録はこちらです。
http://mgikai.memuro.net/upload/file/g_committee/file11_1599101697.pdf

今日の委員会ではその提言書の内容について最終決定を行いました。
新嵐山スカイパークはこれまでもさまざまな提言や意見がありましたが、活用計画として具体的に動き出したことは大きな前進です。
しかし事業費や財源など活用計画の明らかになっていないことがあります。またコロナ禍において計画の実施は慎重に進める必要があります。
新嵐山スカイパークの実現には町民の理解と協力が欠かせない、だからこそ情報提供はしっかりやるなどを提言書に盛り込みました。
なによりも委員会としてこだわったのは、新嵐山スカイパークは町外の人向けの場所ではなく、まずは町民が満足できる「いこいの場」であることです。

わたし自身この活用計画を考えていく中で、新嵐山スカイパークってだれのための場所であればいいのだろう?と何度も自問しました。
人が来ればなんでもよいわけではないし、最終的にたどり着いた答えがやはり「町民のための新嵐山」です。
町外の人を否定しているわけではありません。地元の人たちに愛されている場所でなければ町外の人たちもそこに価値を見出しません。
あたり前のことだけどこの原点がブレてしまわないように、提言書には1番最初に書きました。
コロナ禍において活用計画にあるロードマップどおりには進めることは財源的にも整備する内容もおそらく無理でしょう。
提言書は後日町長に手渡しをすることになりますが、その時に町長と提言書の内容や今後のことなど意見交換したいと思っています。

提言書の内容はこちら(本日の委員会資料なので案となっています)
http://mgikai.memuro.net/upload/file/g_committee/file11_1599101697.pdf


午前中の議運。
議運では議会だよりの編集について担当委員の解釈をめぐって議論がかみ合わず…
しかし「議会だより9月号」の校了は明日なので、いつまでも平行線では進みません。そこで再度編集することにしましたが、編集の考え方についてはこれまでのやり方に固執することなく、新たな方向を生み出していけるような議論を今後することを述べて終わりました。
議運委員長から「今日の議論は前向きに捉えたい」という発言もあったので、あらためて議論したいと思います。
内容をご覧になりたい方は会議録がありますのでこちらからどうぞ。
第11回議会運営委員会会議録 令和2年9月3日
http://mgikai.memuro.net/upload/file/g_committee/file11_1599101697.pdf

なお議会だより9月号は9月11日発行です。
政策討論会について特集を組んでいますので、お手元に届きましたらぜひご覧ください!


一般質問の通告とお願い

2020年09月02日 | 議会/委員会
今日は一般質問の通告日。
通告の順番がそのまま質問の順番になるので、1番目を狙う方はそれなりに早めに議会事務局へ行きます。
今回はどうしても1番じゃなきゃ駄目という方がいたのでその方に1番目をお譲りしてわたしは2番めになるように出掛けました。
結果は予定どおり、15日の2番め。

さて、通告の内容ですが、今回はいまだに感染が続いている新型コロナウイルス感染症の対策と予算編成について質問します。

4月の緊急事態宣言の発令後、町は飲食店支援などの経済対策や子育て世帯への支援を実施してきました。
プレミアム商品券の販売や子育て世帯への給付金などはすでに終了した事業とまだ受付期間中で取りまとめが済んでいない事業もありますが、これまで町が取り組んできた事業について町がどのように総括しているのか、今後につながる視点はあったのか、などについて。

また、町のコロナ対策についての姿勢についても質問します。
緊急事態宣言下で町は国や道の対策や事業を補完していく、という方針でした。コロナウイルス感染症のパンデミックは長期化すると予測され「新しい生活様式」にもとづく行動変容が求められています。社会・経済活動をこれからも維持していくためにはこの町に必要な支援や対象を絞り込みながら対応していく必要があると考えています。経済活動への支援とともに社会活動を維持するために今できることはなにか、町としてどのような対策を検討されているのか、議論します。

9月議会が終わると新年度の予算編成が始まります。コロナ禍は経済活動に大きく影響をもたらしており、地方にとってかかすことのできない地方交付税も減額が予想されます。町民の生活や町の未来への投資と今まで以上に限られた財源をどう配分していくつもりなのか、町長の見解を質問します。

質問をするにあたって町民の声をお聞きしています。介護や医療現場で働く方、来年度大学や専門学校など進学を考えている方の声などをぜひ聞かせてもらえませんか。
メールはji8aea@gmail.com 携帯電話は080(3290)5222 です。
どうぞよろしくお願いいたします。


9月議会開会

2020年09月01日 | 議会/委員会
お盆を過ぎても暑さの残る毎日でしたが、雨が降り季節が変わりました。
空気もひんやりしますね。さすが北海道。

さて、本日から9月議会が開会しました。
教育委員の任命や監査委員の選任、新嵐山に関するいくつかの条例とコロナウイルス感染症対策費とその影響によって中止になった事業の減額補正予算などを審議しました。教育委員は山口祥子さんが9月末で任期満了となり、新しく福井栄子さんが任命されました。山口さんはわたしが議会議員選挙に出馬するため教育委員を退任したあと教育委員に任命され、芽室町の教育振興に尽力してこられた方です。任期まで少し時間がありますが、最後まで精一杯芽室の子どもたちのために活動してくださると思います。新しく教育委員に任命される福井さんも教育には熱い思いをお持ちの方。ご活躍を期待しています。

令和元年度決算は9月7,8.9日と11日に開催される予算決算特別委員会にて審査することに決定しました。
今週は委員会もありますが、決算審査の準備に追われそう。

6月の一般質問で指摘をした条例とワイナリーのこと。
新嵐山運動広場の設置及び管理条例廃止が提案され、提案理由は運動広場が「相当な期間、利用実態がないため廃止する」という説明でした。
運動広場は条例に定めるソフトボールやテニスコートができる状況にはないのに、その説明は違うのではないのか?
そもそも利用できる状況にあって利用者がいない、というのならその説明で良いけれど、実態は利用できる状況にないのではないか?
そこで運動広場だけでなく公有財産の管理について町の見解を質したところ、町は新嵐山のソフトボール場、テニスコートについてこれまで適切な管理ができていなかったことを認め、今後行政財産については適正な執行に努めると述べました。
町の認識が確認できたので条例廃止については賛成しました。

大きな目的のために「些細なこと」にいちいち目くじらを立てることはないと言う人もいますが、議員がおかしいことをおかしいと言わずしてだれが言うのか。議員は発言してこそ存在する意味があります。

明日は一般質問の通告日。準備もできたので今日はこれでやすみます。