ハラビロカマキリ(Hierodula patellifera)
表情豊かなハラビロカマキリの幼虫。
私が小学生低学年の頃、男子の間では、ハラビロカマキリの成虫は凶暴でその前脚に挟まれたら流血するほどに痛い、という噂があったから、成虫を見かけても当時は恐くて触れなかった。
その話が嘘か本当かまだ身をもって実証したことはないけれど、少なくともこの幼虫は全くもって温和だった。
こちらの様子を観察するのに飽きたこのハラビロカマキリは、前脚や触角の手入れを丹念にし始めた。
【2011/08/24/神奈川 Kanagawa,Japan/Aug.2011】
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とても興味深いお話をありがとうございます!
トビのこのような行動を、初めて知りました。
しかも1個体などではなく「沢山のトビが」ということは、トビ達の間でこの捕食行動はひとつの捕食パターンとして定着しているのかもしれませんね。
葉ごとカマキリを捕らえるという所に、カマキリの隠遁術の一歩先行くトビの頭の良さが際立ちますね。それをよく観察されたarumさんの観察眼も素晴らしいと思います。
ハラビロカマキリは生息環境が主に樹上のようなので、arumさんのご察しの通り、このようにしてトビに捕食されるのはきっと大部分がハラビロカマキリなのでしょう。