May,2010 飛島(Tobishima Is.)

2010-06-13 00:07:03 | 遠征(Expedition)

2010年5月 飛島 まとめ ※リンクをクリックすると記事に移動します

5月1日  【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】   

      2日   【7】 【8】 【9】 【10】 【11】 【12】 【13】

      3日 【14】 【15】 【16】 【17】 【18】 【19】

      4日 【20】  【21】 【22】 

      5日 【23】 【24】 

      6日 【25】
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     21日 【26】

    22日 【27】

     23日 【28】


















【キロク】
2010年5月1日~6日 飛島 鳥リスト(島内のみ)

1.オオハム
2.オオミズナギドリ
3.ウミウ
4.ヒメウ
5.ミゾゴイ
6.ダイサギ
7.チュウサギ
8.アオサギ
9.マガモ
10.トビ
11.ハイタカ
12.ハヤブサ
13.オオセグロカモメ
14.ウミネコ
15.カラスバト
16.キジバト
17.ツツドリ
18.アオバズク(s)
19.アマツバメ
20.ヤツガシラ
21.ヒメコウテンシ
22.ヒバリ
23.ツバメ
24.コシアカツバメ
25.キセキレイ
26.ハクセキレイ(亜種ハクセキレイ,亜種タイワンハクセキレイ)
27.マミジロタヒバリ
28.コマミジロタヒバリ
29.ヨーロッパビンズイ
30.ビンズイ
31.ムネアカタヒバリ
32.サンショウクイ
33.ヒヨドリ
34.モズ
35.ヒレンジャク
36.コマドリ(s)
37.ノゴマ
38.コルリ
39.ルリビタキ
40.ジョウビタキ
41.ノビタキ
42.イソヒヨドリ
43.トラツグミ
44.マミジロ
45.カラアカハラ
46.アカハラ
47.シロハラ
48.マミチャジナイ
49.ツグミ
50.ヤブサメ
51.ウグイス
52.ムジセッカ
53.キマユムシクイ
54.エゾムシクイ
55.センダイムシクイ
56.キクイタダキ
57.マミジロキビタキ
58.キビタキ
59.ムギマキ
60.オジロビタキ
61.オオルリ
62.コサメビタキ
63.ヒガラ
64.シジュウカラ
65.メジロ
66.ホオジロ
67.ホオアカ
68.コホオアカ
69.キマユホオジロ
70.カシラダカ
71.ミヤマホオジロ
72.ノジコ
73.アオジ(亜種アオジ,亜種シベリアアオジ)
74.クロジ
75.アトリ
76.カワラヒワ
77.マヒワ
78.ハギマシコ
79.アカマシコ
80.ベニマシコ
81.ウソ
82.イカル
83.シメ
84.ニュウナイスズメ
85.スズメ
86.コムクドリ
87.ムクドリ
88.ハシボソガラス
89.ハシブトガラス
90.アオバト(s)
91.クロジョウビタキ
 


飛島海岸探訪

2010-06-12 20:33:03 | 植物(Plants)


スカシユリ(Lilium maculatum

 飛島3年目にしてやっと見られた。今までは時期は早くて見られなかった。シーズンならば海岸を埋め尽くさんばかりに花が咲き乱れるのであろうが、ツボミがほとんどでそのうち3株のみが開花していた。
5月1週に来た時には目立たなかったイタドリが大きくなっており、イタドリハムシがたくさん付いていた。



21日、22日と島は濃い霧に包まれていた。こんな時は鳥が島に入っていてもブッシュに刺さっているという。



アカメバル?(Sebastes inermis ?

 この個体の胸鰭の条数が15本(アカ)か16本(クロ)かは、今となっては数える手段がない。
 体色だけを見れば赤色味が強く、アカメバル(旧メバルA型)に思えるが、この類の魚は生息海域や棲んでいた水深により体色の変異が大きいためあまり当てにならない。

 釣果のほどは、小一時間釣りをして2人でカサゴとメバルが10尾ほどとまずまずの結果。前回来た5月1週よりも水温が高くなっているようで、リフト&フォールよりも上層をトゥイッチした方が喰いが良かった。今回はキャッチ&フォト&リリースで。


 【2010/05/21,22/山形 Yamagata,Japan】


黄金の霧

2010-06-11 20:32:00 | 鳥(Birds)

コサメビタキ(Muscicapa dauurica) Asian Brown Flycatcher


ちっちゃくてかわいいコサメビタキは、松にとまって飛蟲を探していた。

21日は鳥の量がとても少なかったけれど、22日の夕方からマミチャやコサメビタキ等、見える鳥が増えてきた。

 この時期、飛島の松が一斉に花粉を飛散する。
 スギ、ヒノキ、ブタクサ、カモガヤからチャイブまで、何でも反応してしまう花粉症の私は、飛島の松林を包む黄金の霧を見て青ざめた。しかしながら松花粉を大量に浴びても、私はくしゃみひとつ出なかった。どうやらマツの花粉は私には効かない様子。








センダイムシクイ(Phylloscopus coronatus) Eastern Crowned Warbler


 23日の朝には島の東側にどっさり鳥が入った。センダイムシクイとコサメビタキ中心の群れで、その中にムギマキやオオルリ、サメビタキが少数混じる。この朝もコメボソムシクイの声が聞こえたが、姿は見えず。カッコウ、ツツドリ、ホトトギス等とトケンもそこそこ入っているみたいだった。

 オリオレは?アカハラダカは?いてもおかしくない鳥はさっぱり。
島ですから、こういう時もあるのは仕方ないですね。何度も何度も通って、やっと見られた時こそありがたみを味わえるというものです。あっさり見れたら人生の楽しみが無くなってしまいますから、なんて。





トビ(Milvus migrans) Black Kite

猛禽にも優しい表情。



【2010/05/22,23/山形 Yamagata,Japan】

姿の仏法僧のその姿

2010-06-10 20:29:02 | 鳥(Birds)


ブッポウソウ(Eurystomus orientalis calonyx) Dollarbird


近くで見ると結構大きくて迫力満点なブッポウソウ!国内では初めて見た。
島内で数個体見たけれど、この個体は特別警戒心が薄いかった。渡り疲れて弱っていたのかもしれない。何の因果か、この前の週に落鳥したブッポウソウがいたという場所周辺をうろついていた。それではまるで死亡フラグみたいじゃないか・・・。


5月第4週にも飛島に行っていました。
成果は、ブッポウソウぐらいです。
ジジロ ジジロ と、 フィリフィリフィリ・・ の声は、霧の中から。残念ながら姿は見られず仕舞いでした。





ブッポウソウは、いかにもブッポウソウがとまりそうな立ち枯れの木や電線によくとまる。
頻繁に飛蟲をフライングキャッチしていたので、なんとか大丈夫そう。



飛ぶと見える白斑!




【2010/05/21,22/山形 Yamagata,Japan】


離島の底力

2010-06-08 17:13:09 | 鳥(Birds)


マミジロキビタキ(Ficedula zanthopygia ) Yellow-rumped Flycatcher

桜×マミキビ




最後に、実はまだ居たマミキビと遊んだ。GW終わりで島にいる人が少なかったこともあり、贅沢にもひとりじめ。




クロジョウビタキ(Phoenicurus ochruros rufiventris) Black Redstart


飛島最終日にして、とんでもないのが出た!鼻血を堪えるのがやっとなほどの大興奮で、どうにかなってしまいそうだった。
フェリーの時間が迫っていたため、写真は証拠程度に。
今考えてみれば、延泊しておけばよかったと後悔している。この時は、「欠航」の2文字を過剰に恐れていた私だった。

帰りの航路はベタ凪だったため、極端に船酔いに弱い私でもかろうじて鳥見が出来、カマイルカの出現時には酔いも吹き飛んでいた。



このように、何が出現するかわからないのが離島の魅力である。私は今回の遠征により、今まで以上に離島の魔力の虜にされてしまった。
ただし離島に足を踏み入れる際には、鳥見廃人へのいざないに注意しなければならない。


ここまでが、5月第1週のお話。
怒涛の春遠征もこれで終わりか・・・と思いきや、実はまだあります。
刮目して次回を待て、ということで。



そういえば、今度は南の島が恋しくなってしまいました。ということで明日から南西諸島へ、スロウバードウォッチングに行ってきます。でも、ブログの更新は何ごともなく続きますので。


【2010/05/06/山形 Yamagata,Japan】