木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

9/15 立川こはる新作まつり

2018-09-15 23:57:24 | 2018日記
こはるさんの新作ってことでのぞいてみた。
満員です。マクラで新作をはじめる切っ掛けなどを聞いた。
一 立川こはる「ナースコール」白鳥作、自身も言うように、女であって、女が合わない。
一 立川こはる「天晴かわら版」作は井上新五郎正隆でこの会の主宰者である。落語作家。登場人物が男で、時代も江戸、違和感はなかった。
仲入
一 立川こはる「任侠流山動物園」全10作の内「雨のベルサイユ」だった。このシリーズはこはるさんの口調も生きて、楽しい。

9/14 上野鈴本演芸場夜の部 白鳥

2018-09-15 00:30:08 | 2018日記
行きは都営交通の車両でした。新車両の吊りポスターが、何とも不気味です。返り血を浴びた車体のように見えてしまいます。ミステリー好みの性ばかりでしょうか。
今日の鈴本演芸場は三遊亭白鳥「落語の仮面祭り」です。多くの若いお客さんが入っています。白鳥人気がジワジワきています。美内すずえ先生公認。会場には先生からのお花が飾られていました。
一 開口一番前座 三遊亭ぐんま「たらちね」
一 柳亭こみち「うわさ小町」
一 奇術 ダーツ広和
一 三遊亭天どん「豊志賀の死」あらすじ。トリの白鳥師匠の「二人の豊志賀」の為というべきか。新作好きのお客への導入部となったと思う。
一 柳亭燕路「もぐら泥」
一 太神楽曲芸 翁家勝丸
一 古今亭菊太楼「祇園祭」
一 五明楼玉の輔「花嫁の父」
仲入
一 音楽 のだゆき
一 漫才 ホームラン
一 三遊亭白鳥「二人の豊志賀」アニメ「ガラスの仮面」を知らない不安がありました。噺についていけるだろうか。漫画を知らない向きに登場人物の説明があり、9話目の噺を楽しむことが出来ました。よく考えられた仕上がりです。仕込みも生きています。
「落語の仮面」の5作を中席で口演します。池袋で独演会を見て以来、気になる落語家さんです。新作落語そのものは珍しくありません。しかし、白鳥師匠の作品は群を抜いてドラマ性があります。落語なんです。独特な世界に引き込まれ、あっという間にオチでした。