ちょっと簡単な岩登りに行ってきました
最初に近所のモウセンゴケに挨拶
可愛い花をたくさん咲かせていてご機嫌となる
ウツボグサやカマヤマコウジ、オカトラノオを撮影
先日発見した杉林のハンゲショウも気になる季節
葉の白化はまだだったが、小さな花茎をつけていた
久々にナガバハエドクソウを撮影
長崎では良く撮影していたが、花の上唇に明らかな肩がある個体には出会えなかった
典型的なハエドクソウを見た事がない
ハエドクソウとナガバハエドクソウの分類については諸説あるようだが、最近は両者をそれぞれ独立種として扱う事が提唱されている
Ylistで学名を確認しても、それぞれが独立種として扱われている
ハエドクソウ P. esquirolii
ナガバハエドクソウ P. oblongifolia
ハエドクソウ属の以下に述べる形質の変異により植物群を2群(ハエドクソウ、ナガバハエドクソウ)に分けることができた(Endo and Miyauchi 2017)
花では、1) 「上唇弁の裂片部の幅(ul)」と「上唇弁の中央部の幅 (ulw)」の比 (ul/ulw)
葉では、2) 個体中最長な葉柄を持つ葉の「葉身の幅 (lw)」と「葉身の長さ (ll)」の比 (lw/ll)
コクランは少しだけ花を咲かせていた
花の後ろ姿が可愛い
おやおや!
これは、たぶん間違いなくムヨウラン
ウスキムヨウランだったら、とっくに黒くなっているはずだが、この花柄子房はまだまだ新鮮なのだ
大分県では、なんと絶滅危惧ⅠB類
おまけにトラノオスズカケまで自生しているとは(@_@)
こんな近くに、素晴らしいフィールドがあるなんて気づくのが遅すぎた
もっと調査を進めれば、興味深い植物が自生しているかもしれない
ジャノヒゲの花も咲き始めたね
大分ではシモツケは身近な植物
ノギランの大群生地
花茎がにょきにょきと出ているが、花はまだまだ
イズハハコに綿毛ができていた
環境省絶滅危惧Ⅱ類
本当に素晴らしいフィールドだ
岩山では密かに楽しんでいた植物が消失し、ガッカリ感が半端ではない
イワヒバが着生する岩場を登る
岩上は素晴らしい展望
気分爽快
やせ尾根を登っていく
ぞっとするような断崖
キハギ
ネットの中のヒュウガトウキ
環境省絶滅危惧Ⅱ類
ヒュウガトウキとイヌトウキは、非常に似た植物であるが、ゲノム解析では全く異なる植物である事がわかっている(Kumamoto et al. 2004)
ヒュウガトウキの自生域に近い事から、この個体はヒュウガトウキとした
終わり('ω')ノ