花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
学術研究・調査のカテゴリーはパスワードを入力の上閲覧してください

隣県のミチノクフクジュソウ

2022-03-28 | 花散策

3月27日 日曜日 晴れ

久しぶりにに県外へ出かけてみました

 

この自生地は以前から知っていたのですが、訪れるのは初めてでした

残念ながら、朝方雨が降ったらしく、ユキワリイチゲの花は一つも開花してません

 

ユリワサビは特に珍しい植物ではないのですが、大分県では絶滅危惧種となっていて、県内では一度も見かけていません

 

きれいなブルーの花が目に留まりました

 

おやおや!

これはずいぶん葉が細い個体

ホソバエンゴサクが九州にあるわけないし、苞を見るとやっぱりヤマエンゴサクだ

 

ヒゲケマルバスミレ

Viola keiskei Miq. f. barbata Hiyama ex F.Maek.

マルバスミレの側弁に毛があるforma

この個体は距に紫の班がある

 

この季節の山では定番のスミレ

 

この自生地も初めて訪れたが、思いのほか多くのアズマイチゲが自生していた

 

黒土がむき出しの斜面にも自生していた

他の植物はほとんど生えていない

 

やや湿った谷にはミチノクフクジュソウの群生

谷のあちこちに群生していて感動する

 

晴天のお日様の下、花が大きく開いている

楽園ですなぁ~

 

まだ土から出始めたばかりのようで、あまり成長した個体は見当たらない

このあたりのフクジュソウは4月に入ってからが見頃のようだ

 

これは驚いた!

山麓の道路脇、コンクリートで固められたどぶ川のほとりに、アズマイチゲやシロバナネコノメソウ、ニリンソウが群れをなしている

残念ながら日当りが悪く、アズマイチゲは一輪も開花していない

よくもこんなところに生えているものだ

ひょっとして植栽?と疑うようなところなのだ

特にニリンソウは大群生で、花が咲き揃うと素晴らしい光景が見られそうだ

 

下山後の帰路でツクシショウジョウバカマが群生している場所を見つけた

かなり広範囲に自生している場所だ

ユキワリイチゲは残念だったが、多くの花と出会い楽しい花散策でした(^^)/