佐伯市の彦岳に登ってきました
今回、床木登山口付近から藪こぎで岩尾根を登り、更に前回偵察した山頂近くの岩尾根縦走にもチャレンジしてみました
林道から適当に林内へ入り、藪こぎ開始
灌木が生い茂り、歩きにくい
岩尾根へ
季節外れのヤマツツジ
展望が開けてきた
岩尾根付近の林内の様子
見晴らしの良いところでは、展望を楽しむ
もうすぐ岩尾根のピーク
ピーク到着
展望
岩の下に、希少植物でもないかと探したが、特にめぼしいものは見られなかった
ここまでのルートは、藪がうっとうしいけれども、特に難易度は高くない
一旦登山道に合流する
やがて、登山道左側に岩尾根が見えてくるので、登り上がる
低木が邪魔をし非常に前進が困難
やがてターゲットの岩峰が眼前に!
しか~し 絶壁が立ちはだかり登攀は無理
絶壁の左側には、岩壁が下の方まで連なっている
左側に降りていけば、岩壁に登り上がる事ができる場所があるかもしれない
どうでも良いが、葉が枯れたケイビランが着生している
こんな状況でも、植物観察は怠らない
画像ではそうは見えないが、かなりの急斜面だ😓
20mの補助ロープで懸垂の準備を始める
私は、下降器はエイト環しか使用した事がない
ロープは、ベアールの8mm補助ロープで、本来クライミングには使用できないものですが、私は自己責任で懸垂に使用しています(皆さんは真似しないでくださいね)
ちなみに、このロープは日本ではクライミングロープに区分されていませんが、ヨーロッパでは、ツインロープとして規格に適合しているクライミングロープなのです
10m☓3回 懸垂で下降したところで、岩壁を登れそうなところを発見
本当は50mのクライミングロープを持ってくるべきなのだろうが、かさばるし使用する際のハンドリングも良くない
岩壁を登り上がるが、途中急斜面に灌木が生い茂っている場所があり、非常に突破が困難
悶絶しながらもなんとか通過する
はっきりいって写真を撮っている余裕がないので、画像はありません
岩に生えている木につかまりながら登って行くと、ピークが見えてきた
やったぜ! ついにピークを制覇
頂点に登り上がり、下を見下ろすと目がくらみそうだ😱
頂点からの景色は、絶景かな!
海が見えるぞ\(^o^)/
津久見の街にズームイン
登ってきた尾根が見える
さて、前回反対側から上り、この先キレットがあったと思われたので、岩尾根を降りて基部を巻く事にした
が、岩の基部から上を見ても、キレットがあるようには見えない
前回登った場所に到達したので、再度登りキレットの有無を確認する事にした
この先にキレットがあったように思えたので、先に進もうとするが、強風が吹き荒れている
非常に危険なので、諦めて降りる事にした
降りる時は垂直の絶壁が目に入り、やっぱり怖い
岩尾根から森に入り、稜線を登って行くと、北側に展望が開けているところがあった
さて、稜線沿いに登って行くと、山頂直下の登山道で、鳥居のあるところに出た
しばらく登山道を登ると、めでたく山頂到着(*^^*)
山頂からの眺望は、イマイチですね
下山時の登山道は、先程登った岩尾根の基部を通る
展望岩に立ち寄る
床木登山口へ下山
観察した植物は
花はヤマラッキョウぐらいしか咲いてません
ミヤマウズラはいっぱい自生している
枯れかけたヒオウギ
帰りに立ち寄った海では
ノジギクの群生
アゼトウナ
サイヨウシャジン、ハマナデシコ、菜の花
アシズリノジギク
楽しい岩登りでした(^O^)/