昨日は、毎年恒例のエビネ確認
葉っぱを見つけたエビネの自生地で、どんな花が咲くのか楽しみにしています
まずは、大分県では大変希少なシロバナハンショウヅルの観察
しかし、花咲かず(T_T)
今年はだめだったか
ハナイカダ
大分県ではよく見かける
渓流に咲く気になるスミレを観察へ
水しぶきを浴びるような場所に生えているこのスミレ
なんか普通のコタチツボスミレとは葉が違うような気がするのだが・・・
葉が革質で光沢が強い
そういえば前回投稿したヒナスミレとしたもの
なんか違和感あるんだよねぇ
側弁基部に毛があるので、ヒナスレミとしたが、花色が違うし、葉も少し違うような気がする
もしかして、ナガバノヒナスミレ(ナガバノスミレサイシン×ヒナスミレ)かもと思い始めた
これに関しては、ほとんど情報がないし、素人が同定できるようなものでもないのだが・・・
オオチャルメルソウ
あれ!
クモランに蕾がついている?
と思ったが、撮影画像を拡大してみると、果実殻だった
こんな時季に黄色い果実殻が残っているなんて(-"-)
岩場のシライトソウが咲き始めた
ナンゴクウラシマソウ
大分県準絶滅危惧種
いいもの釣れるかな?
ウラシマソウの竿は、特定のキノコバエ(主なポリネイター)にのみ誘引効果を発揮し、他の昆虫には影響しない事が判明した
また、竿を切除すると着果率が有意に低下することも判明し、ウラシマソウの竿は、主要な送粉者を選択的に釣る道具として機能し、繁殖効率を高めていることを解明(Suetsugu et al. 2022)
サギゴケの群落
崖に生えているシュンラン
クサノオウ
ヤマフジ
植物の右巻き、左巻きに関しては混乱が生じているようですね
つるは下から上に巻いていくので、下から見て時計回りであれば右巻きで、反対が左巻きと認識しています
このフジは、下から見て時計回りに巻いているのでヤマフジ
下から見て反時計回りであればノダフジだと思います
バイカイカリソウ
カザグルマが一輪だけ咲いていた
環境省準絶滅危惧種
さて、エビネの山へ登っていく
あ~ 普通のエビネだね
と思ったが、急斜面の上の方を見てみると、カラフルな花が見えるぞ!
必死によじ登ると、派手な色合いのタカネ
あっ!! キエビネか?
喜んで駆け寄るも、タカネでがっかり(≧▽≦)
あまりにも急な斜面なので、撮影が困難
登っていくと、傾斜は緩やかになるが、エビネは少なくなる
サイハイランの花茎も立っていた
さらに登っていくと、いきなり作業道へ出た
道にはオニシバリが生えていて笑ってしまった
たくさん実がなっている
山中にインカの石積みがある(岩屋山用語)
むかしこのあたりには集落があったのだろう
この付近にあるエビネは、集落の人々が山採りしたものを里山に植えたものの名残りなのかもしれない
長崎の登山道がない山にもこのような集落跡があり、カラフルなエビネが多く自生していた
その山には人知れず大変珍しい植物が多く自生してるのだ
それにしても、大分県にはキエビネが少ない('ω')ノ