花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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シュスランが咲いた キセワタやノヒメユリも

2019-08-10 | 登山

今年もシュスランが一番に咲く山へ

初ガツオのような、縁起物という感覚で見物に出向きます

 

さて、この山にはシュスランが沢山自生しているのですが、その他に、ベニシュスランやナツエビネも自生しているそうです

私はまだそれらを見つけていないので、今年こそは見たいと思っているのです

 

小さな沢沿いに登っていきます

 

いつも藪漕ぎの目印になる老木

 

ベニシュスランは見当らないなぁ

 

おっ! ナツエビネ?

普通のエビネでした

 

今年もシュスランが沢山咲いてます

 

エビネは沢山あるが、ナツエビネは見つける事ができない

 

まぁ~ 今日はシュスランを見に来たのだからいいや

 

シュスランを腹いっぱい堪能しました

 

おっと これはなんだ?

しばし悩んだが、ハマクサギの幼木じゃないかな

一瞬ミヤマナミキに見えた

 

あまり花が咲いてないので、ヤブランでも撮影してみよう

 

どこにでも生えてる植物です

 

今年もベニシュスランやナツエビネは見つけられなかった

 

帰りに地元の草原へ立ち寄ってみた

オミナエシが沢山花を咲かせています

 

おっとここで、ヘクソカズラ

その名前を使うな! とお節介おじさんが怒り出しそうです

 

大型で、存在感抜群の野草

その名はキセワタ

 

ゆるキャラのような花を咲かせますが、これでも環境省絶滅危惧Ⅱ類の希少種なのです

 

なんだかひょうきんな花ですね

 

草丈は1mを超えているようだ

大きくて目立ちます

 

結構深い藪の中から頭を出しています

 

カワラナデシコ

 

別名ヤマトナデシコ

 

草原では、非常に多く見られるアキカラマツ

花はそっくりで、葉が違うノカラマツが見たいのですが、長崎県では無理でしょう

 

葉をよく見なかったが、セリかな?

草丈が大きかったのでドクゼリかもね

 

ノヒメユリはまだまだ沢山咲いていた

 

環境省絶滅危惧ⅠB類

 

ここのキバナノヒメユリはほとんどみられなくなってしまった

 

ここのキバナノヒメユリやノヒメユリは激減してしまいました

他にも多くの希少種が自生する草原ですので、自生地情報の拡散には注意したいですね

 

ヒキヨモギも多く見られます

 

やや あれは何だ( ゚Д゚)

ガサガサと音がしたと思ったら、草の中から動物が飛び出してきた

かなりトリミングして画像を拡大しています

 

ニホンジカかと思ったのですが、角の形が違うような(';')

ちょっと画像が荒いのですが、大きくトリミングしてみました

やっぱりニホンジカ?

 

さて、お盆休みは久しぶりに井原山にでも行ってみようなかなぁ~

実はあそこにもアオフタバランが自生していて、今も健在なのか確認したくなったのです('ω')ノ