スズサイコの花は、夕方から開き始め、鱗翅目に属する夜行性蛾類等の訪花昆虫により受粉する。
いつもは明るくなると閉じる花なのですが、濃霧に包まれた暗い山中では、午後の2時半になっても元気に平開した花が見られました。
フナバラソウやスズサイコがガガイモ科からキョウチクトウ科へ移ったという事ですが、端的に言えばカモメヅル属自体がキョウチクトウ科へ属するようになったのです。
APG体系におけるDNAの分析に基づく措置なのでしょう。
スズサイコとフナバラソウの雑種にヤナギフナバラというものがあるらしいのですが、まだ見た事がない。
両者とも自生している場所は多いのですが、お目にかかれません。
こんなに細く、まばらな葉で、充分な光合成ができるのだろうか?
濃霧の山で撮影した風景は、ソフトフォーカスフィルターを使用したような雰囲気に