私は女性のために生まれ、つねに女性を愛し、愛されるよう務めた。
ジャコモ・カサノバ「回想録」より
原題 CASANOVA
製作年度 2005年
上映時間 112分
監督 ラッセ・ハルストレム
出演 ヒース・レジャー/シエナ・ミラー/ジェレミー・アイアンズ/オリヴァー・プラット/レナ・オリン/オミッド・ジャリリ
数々のスキャンダルを巻き起こした伝説のプレイボーイ、カサノバが真実の愛に目覚めるまでを描いた史劇ロマン。
実在した愛の貴公子カサノバをヒース・レジャーが演じる。
あらゆる女性を、その魅力でとりこにするカサノバ(ヒース・レジャー)は、不貞や異端行為の罪で死罪を言い渡される。ヴェネチア総督のとりなしで何とか無罪放免となったものの、まもなく始まるカーニバルが終わるまでに良家の子女と結婚するよう命令される。そんな折、彼は女性の解放を唱える美女フランチェスカ(シエナ・ミラー)と出会うが……。 (シネマトゥデイ)
120近い小島。170の運河と400の橋。その下をゴンドラが行き交う、水の都ヴェネチア。
舞台となるかつてのヴェネチア共和国は、有力商人や貴族たちが自分たちで総督を選出し、王のいない自由を謳歌することができた「いとも高貴なる共和国」。
ゴンドラの中では秘めやかな愛が交わされ、
カーニバルの期間中人々は仮面をつけて仮装をし、社会的な身分を忘れて、貴族も庶民も老若男女の別もなく、仮面の下でアヴァンチュールを楽しんだという時代のお話。
生涯にベッドを共にした女性は1000人ともいわれる恋愛至上主義者カサノバを、
ラッセ・ハルストレム監督が描くと、エロさより可愛らしいカサノバになって
ラブストーリーというより冒険活劇になっていた。が
結論から言うと楽しめた
冒頭から、ひらりひらりと屋根から屋根へ、あられもない姿で逃げるカサノバ
そしてそのままフランチェスカとの出会いへと続き、無駄が無い。
刑を逃れる為の花嫁探しも軽いノリ(笑)
気になるフランチェスカへのストーカーっぷりも、あの手この手のアプローチも
真剣なんだけど~軽い!
恋敵が居ると知るやあの手この手で妨害しつつ、フランチェスカに向かいます(笑)
この恋敵もユーモラスに描かれている為、カサノバの危ない綱渡りもちょっと緊迫感に欠けるけど
フランチェスカの家族を巻き込み、ローマから差し向けられた厳しい司教も現れ、やがてカーニバルを迎える
プレイボーイだけど、幼少の頃から家庭の愛に恵まれなかったというカサノバ。
あらゆる女性を虜にする彼は、実はヴェネチアを離れたくない理由を心に秘めていた・・・
そんなカサノバを演じるヒース・レジャーが不思議に嵌っている
軽さも、誠実そうな雰囲気もあって、本当に憎めない
ジェレミー・アイアンズ、オリヴァー・プラットもいい味を出してるし、何より
皆、な~んてこのコスチュームが似合うんだろう
肩の力を抜いて気楽に楽しめるロマコメです~
ジャコモ・カサノバ「回想録」より
原題 CASANOVA
製作年度 2005年
上映時間 112分
監督 ラッセ・ハルストレム
出演 ヒース・レジャー/シエナ・ミラー/ジェレミー・アイアンズ/オリヴァー・プラット/レナ・オリン/オミッド・ジャリリ
数々のスキャンダルを巻き起こした伝説のプレイボーイ、カサノバが真実の愛に目覚めるまでを描いた史劇ロマン。
実在した愛の貴公子カサノバをヒース・レジャーが演じる。
あらゆる女性を、その魅力でとりこにするカサノバ(ヒース・レジャー)は、不貞や異端行為の罪で死罪を言い渡される。ヴェネチア総督のとりなしで何とか無罪放免となったものの、まもなく始まるカーニバルが終わるまでに良家の子女と結婚するよう命令される。そんな折、彼は女性の解放を唱える美女フランチェスカ(シエナ・ミラー)と出会うが……。 (シネマトゥデイ)
120近い小島。170の運河と400の橋。その下をゴンドラが行き交う、水の都ヴェネチア。
舞台となるかつてのヴェネチア共和国は、有力商人や貴族たちが自分たちで総督を選出し、王のいない自由を謳歌することができた「いとも高貴なる共和国」。
ゴンドラの中では秘めやかな愛が交わされ、
カーニバルの期間中人々は仮面をつけて仮装をし、社会的な身分を忘れて、貴族も庶民も老若男女の別もなく、仮面の下でアヴァンチュールを楽しんだという時代のお話。
生涯にベッドを共にした女性は1000人ともいわれる恋愛至上主義者カサノバを、
ラッセ・ハルストレム監督が描くと、エロさより可愛らしいカサノバになって
ラブストーリーというより冒険活劇になっていた。が
結論から言うと楽しめた
冒頭から、ひらりひらりと屋根から屋根へ、あられもない姿で逃げるカサノバ
そしてそのままフランチェスカとの出会いへと続き、無駄が無い。
刑を逃れる為の花嫁探しも軽いノリ(笑)
気になるフランチェスカへのストーカーっぷりも、あの手この手のアプローチも
真剣なんだけど~軽い!
恋敵が居ると知るやあの手この手で妨害しつつ、フランチェスカに向かいます(笑)
この恋敵もユーモラスに描かれている為、カサノバの危ない綱渡りもちょっと緊迫感に欠けるけど
フランチェスカの家族を巻き込み、ローマから差し向けられた厳しい司教も現れ、やがてカーニバルを迎える
プレイボーイだけど、幼少の頃から家庭の愛に恵まれなかったというカサノバ。
あらゆる女性を虜にする彼は、実はヴェネチアを離れたくない理由を心に秘めていた・・・
そんなカサノバを演じるヒース・レジャーが不思議に嵌っている
軽さも、誠実そうな雰囲気もあって、本当に憎めない
ジェレミー・アイアンズ、オリヴァー・プラットもいい味を出してるし、何より
皆、な~んてこのコスチュームが似合うんだろう
肩の力を抜いて気楽に楽しめるロマコメです~