to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

銭ゲバ 第3回

2009-02-04 23:26:28 | TV dorama
貧しく不幸な生い立ちのために、金しか信用しない”銭ゲバ”となった青年の姿を通し、幸福とは何かを問うエンターテインメントドラマ
日本テレビ系 毎週土曜21:00-21:54
原作:ジョージ秋山ほか
脚本:岡田惠和
演出:大谷太郎、狩山俊輔
主題歌 かりゆし58「さよなら」
出演:松山ケンイチ/ミムラ/宮川大輔/田中圭/木南晴夏/石橋杏奈/光石研/りょう/正名僕蔵/椎名桔平ほか

第3話 罠!美しい心が欲しいズラ
三國家の一室に寄宿し始めた風太郎(松山ケンイチ)。そして、まるで新妻のように笑顔で振舞う茜(木南晴夏)。
茜の姉・緑(ミムラ)は、初めて見せる茜の明るい表情を見て複雑な思いに駆られていた。風太郎が金目当てで三國家に入り込んだに違いないと、白川(田中圭)から断言されていたのだ。
「―――彼は、そんな美しい人間じゃない」と宣言する白川に対し、動揺する緑。一方、相変わらず風太郎の動向を探っていた荻野(宮川大輔)は、金の無心に来た父親の健蔵(椎名桔平)と風太郎の会話を目撃し、風太郎の生い立ちを探り始める。
着実に計画を進める風太郎だったが、疑念を抱く緑、そして風太郎を三國家から排除しようとする白川、そんな二人をなんとかしなければとあせり始め――。


今回の白川の言葉にうろたえて動揺するあたり、緑は純粋で単純な女性として描かれているようですね。
白川は幼馴染という以上に、緑に対して好意を持っていたのかも知れない。
そして、自分たち富豪仲間の輪が風太郎の出現によって乱されるのが我慢出来なかったのかもしれない。
何れにしても、金持ちボンボンに腹のうちを探られ、
三国家の信頼を引き寄せるために、風太郎は次なる一手を打ちます。(ここはうっかり風太郎に騙されるところでした~)
それにしてもあの敵意剥き出しで、風太郎の無関心を責めていた田辺(正名僕蔵)を、ただ金を餌に抱き込んだのでしょうか。
その後警察沙汰になった様子もなく、
風太郎は片足の大怪我という犠牲を払って、三国家の信頼を勝ち取りました。。。

一気に風太郎への信頼を顕わにする緑。
それを見て、不安を掻き立てられる、茜と白川・・・
そして、風太郎は茜には結婚という切り札を与え、
しかし、白川にはいっきに行きました。。。早かったです。。
あんなに怨んでいた父親にはやれなかったこと....。

誰かを計画的に殺そうとしている訳ではない。
お兄ちゃん以外は、返り討ちにしてしまったというところ。
風太郎は、第2、第3の事件はきっと振り返らない。進むしかないのだ。

そんな風太郎を巻き込む伊豆屋のあけっぴろげで明るい人々。
肉親が間違えるほどよく似ているという行方不明の甥っ子の存在がどう関わってくるのか、
ジャンバーの土汚れを見て益々疑念を募らせるお手伝いのあの子は、どんな行動にでるのか?
「風太郎、、、お前はいったい何をやって生きてきたんだ・・?」と蛇のように絡みつく
どうやら刑事の言葉から何かを確信した健蔵の存在が、今後どう影響するのか。

前しか見ない風太郎。
行く手を塞ぐ者だけを排除してきた。。。しかし、そのスタイルで彼はどこまでいけるというのだろう・・・?
「あとひと頑張りだ・・このまんまじゃヤバイんだよ、、、急いで頼むズラ。。。」
実際には「・・そりゃ無理だよ・・」と健気なところを三国家の食卓で言ってみせます
みている方も苦しいです、、なのに、見るのを止められない松ケンの風太郎。
次回は風太郎にどんな手があるのか―?
怖いけど、、彼の歩みを見守り続けます。
このドラマでは風太郎にだけ心を開く茜役の木南晴夏ちゃん...
20世紀少年-第2章~で、小泉響子役好演してましたね~♪
最初全然気づきませんでした!!かなりの演技力。要注目の若手女優さんです♪