to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

40歳の童貞男

2009-02-20 23:51:10 | the cinema (マ・ヤ行)
遅くて何が悪い!
原題 THE 40 YEAR OLD VIRGIN
製作年度 2005年
上映時間 116分 映倫 R-15
脚本 ジャド・アパトー/スティーヴ・カレル
監督 ジャド・アパトー
出演 スティーヴ・カレル/キャサリン・キーナー/ポール・ラッド/ロマニー・マルコ/セス・ローゲン/エリザベス・バンクス/レスリー・マン/ジェーン・リンチ

40男の“ロスト・ヴァージン”を描いた、おかしくて愛おしいコメディ映画。
家電量販店で働くアンディ(スティーヴ・カレル)は、平凡だが充実した日々を送っていた。ある晩、ポーカーの最中に同僚のデビッド(ポール・ラッド)らに自分が40歳で童貞だとバレてしまい、翌日から彼の“ロスト・ヴァージン大作戦”が始まる。そんな時、向かいの店で働くトリシュ(キャサリン・キーナー)と出会い……。(シネマトゥデイ)

ドタバタコメディは苦手ですが、スティーヴ・カレルが製作総指揮&脚本&主演を兼ねた作品ということで
ふらふらと手が伸びてしまいました(笑)

フィギュアマニアでゲームが大好きな生真面目で不器用なアンディは、それなりに幸せな毎日を送っていたのに、
ポーカーに付き合ったばかりに40にして童貞だということが仲間にバレて、職場中に知れわたっしまう。

責任感からか、お節介にも彼にレクチャーを始める同僚たちとの目指せロス・トヴァージン作戦が、
3人の同僚によって入れ替わり立ち代り展開され、
それをまた迷惑がりながらもマジメに付き合うアンディが可愛く、
彼の中にある、純粋な想いを応援したくなる。

幾度かあったチャンスにも不運が付きまとい
というのもあったかもしれないけど、
やはり、「女性を尊敬するあまり」といのもあったかも知れないし、
結局、そこまで惚れた女性が現れなかったという事かも知れない。

友人たちのアドバイスはあながち的外れとばかりは言えないのだけれど(笑)
やはり不運が・・・(爆)

下ネタ満載ですが、純情、孤独なオタク中年が、
恥をかいて、恋をして、大人の男として成長していく過程が楽しく描かれています。

彼ら同僚の課外授業で訪れた「エステサロン」や「和風ステーキハウス」など
何でかしらないけど、結構日本語が出てくるのでびっくり。
ラストも唐突にキャストが歌いだし、え?!となりますが、
最後でお茶目に舞い上がるスティーヴ・カレルは憎めません
恋愛にオクテなオタクでもあまりキモさはなく、爽やかな後味となったのはよかった~