製作年度 1998年
映時間 123分
脚本 マーク・ノーマン トム・ストッパード
監督 ジョン・マッデン
出演 グウィネス・パルトロー/ジョセフ・ファインズ/ジェフリー・ラッシュ/コリン・ファース/ベン・アフレック/ジュディ・デンチ/トム・ウィルキンソン/ルパート・エヴェレット
16世紀末のロンドン。スランプに陥っていた劇作家シェイクスピアはオーディションにやって来た一人の若者トマス・ケントを追ってとある屋敷へたどり着く。そこには以前、芝居の最中に目を留めた美しい女性ヴァイオラの姿があった。シェイクスピアと彼を信奉するヴァイオラはたちまち恋におちてしまう。燃え上がる恋心が創作意欲を書き立てたのか、シェイクスピアの台本は急ピッチで仕上がって行き、トマス・ケントを主役とした芝居の稽古も順調に進んでいた。ヴォイオラの別れの手紙をトマスから受け取ったシェイクスピアは納得できず再びトマスの後を追うのだが、そこで彼はトマスこそヴァイオラの男装した姿だった事を知るのだった……。
あの名作「ロミオとジュリエット」は実はシェイクスピア自身の恋物語だった....というお話。
16世紀のロンドンでは、日本の歌舞伎と同じように、女性が舞台に立つのを法的に禁じられていたというのがポイント。
風紀上の問題とやらで、変声期前の少年が女性役を演じていた。
そして当時の
エリザベス女王(ジュディ・デンチ)が芝居好きというのもポイントかも。
ペストが流行り、しばしば劇場が閉鎖される事態が相次ぐ中、
ウィリアム・シェイクスピア(ジョセフ・ファインズ)はローズ座の頼みの綱だった。
上演準備が進んでもスランプで書けない状態がつづいていたが、
芝居好きの美しい女性ヴァイオラ(グウィネス・パルトロー)に恋をし、身分違いの恋に身を焦がすシェイクスピアは、
まんま、ロミオさながらのシーンを展開していく。
芝居好きが高じて男装してシェイクスピアのオーディションを受けるヴァイオラがトマス・ケントとなって中心となる劇中劇が、
コメディから次第に現実の恋同様、悲劇へと変化していくさまを、
現実に酒場で命を落とした実在の作家・マーローのエピソードが盛り込まれていたり、
シェイクスピアの後の時代の劇作家で詩人のジョン・ウェブスターが"血を見るのが好きな"ネズミを連れた少年で登場したりと、
史実を織り交ぜながらも、コミカルに、テンポよく描かれていく。
この年のアカデミー賞をかっさらった作品。
グウィネス・パルトローはとても美味しかった役。
そしてエリザベス女王役のジュディ・デンチも、登場シーンはすくないながら納得の存在感、貫禄!
水溜まりにマント!「遅いわいっ

」みたいな、(笑)
去年公開された「エリザベス・ゴールデンエイジ」でも同じエピがありましたが、
それぞれに印象的なシーンになっていますね
賞を争った「エリザベス」の方にもジョセフ・ファインズ、恋人・ダドリー役で出ていましたね~。
どちらかというと「エリザベス」の役のほうが胸をかきむしられますが、
脚本の緻密さ、発想の面白さが評価されたという感じでしょうか。
悲恋を次作の喜劇につなげるラストもまた洒落ていましたね

