無実の男、首相暗殺犯に断定
製作年度 2009年
上映時間 139分
原作 伊坂幸太郎
脚本 中村義洋/林民夫/鈴木謙一
監督 中村義洋
音楽 斉藤和義
主題歌 斉藤和義『Golden Slumbers』 エンディングテーマ 斉藤和義『幸福な朝食 退屈な夕食』
出演 堺雅人/竹内結子/吉岡秀隆/劇団ひとり/柄本明/濱田岳/渋川清彦/ベンガル/大森南朋 永島敏行/伊東四朗/香川照之
巨大な陰謀に巻き込まれ、首相暗殺の濡れ衣を着せられた宅配ドライバーの決死の逃避行をスリリングに描く、伊坂幸太郎の同名ベストセラー小説の映画化。
凱旋(がいせん)パレード中に首相が暗殺された仙台、宅配ドライバーの青柳(堺雅人)は、久々に再会した旧友の謎の言葉を聞いた直後、警官から突然銃を向けられる。訳もわからず逃げ出した彼は、身に覚えのない証拠と見えない力によって無実の首相暗殺犯に仕立てられていく。絶体絶命の中、青柳は大学時代の仲間たちに助けられながら逃亡を続けるが……。
仙台でごく平凡な人生を送る男が、
これまたごく平凡な学生時代の同級生と10年ぶりに会う。
森田との再会に嬉しさを隠せない、お人よしの地元のヒーロー・青柳。
この作品ではまず序盤にひとつのクライマックスがやってきた感じです。
森田との車中でのひと時―。
人間の最大の武器は信頼と習慣
イメージだ。
どんなに無様な姿晒してもいい。逃げて、お前は生きろ。
森田の人生を賭けたメッセージに、吉岡秀隆さんの泣き笑いの懇願に、
もう半分泣きそうでした。
そしてあの声にならないGolden Slumbers・・・
「お前、オズワルドにされるぞ」
『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』でも、市井の人の心の中にある
「正義」や「勇気」がテーマになっていましたが、
本作では、それよりも愛する人たちの「生命を護る」戦いに終始していました。
生きて、戦って、生き延びること―。
今回のは、テキは大きすぎて、リアリティは余り感じないものの、
キャストがみんないい味を出していたし、散りばめられた伏線とアイテムがピタピタと嵌っていく面白さがあり、
やっぱり、伊坂+中村監督作品ってこういうゆるさの中にちゃんと前向きになれるメッセージも入ってていいです!
ハリウッドを意識し過ぎで、警官が威嚇射撃もなくいきなり命を「狙う」発砲とか
ニヤニヤ笑いながらゴルゴ13のように狙撃してくる永島さんはツボでした~。
アンタぜ~ったい刑事じゃないだろおぉぉぉーーーっ!!
そして伊坂+中村作品に欠かせない濱田岳くん、今回もよかったです!
キモ可愛いふたり(笑)
そして常連、もうひとりの斉藤和義さん、さすがにビートルズファン!味のある、ゴールデンスランバーでした。。
伊坂さんも中村監督もともに70年代初めの生まれ、ビートルズやボブ・ディラン世代ではないはずなのに、
この時代の音楽をモチーフにした作品が多いのはちょっと不思議だと思うけど、いつもピタッと作品にあっている。
このGolden Slumbersとともにあの頃好きだったポールのジャンク(Junk)も聴いてみたくなった、ギリギリ世代の私です。
Once there was a way to get back homeward
Once there was a way to get back home....
Sleep pretty darling do not cry
And I will sing a lullabye......
そして、その人と心を同じくする思い出のメッセージは届く......
― 残された武器は 人を信頼すること ―…
大変よく出来ました ◎
公式HPのコンテンツ、シークレットーギャラリー13ステージ、やっとクリア出来ました~
おヒマな時みなさんも挑戦してみては?結構難しかったです
製作年度 2009年
上映時間 139分
原作 伊坂幸太郎
脚本 中村義洋/林民夫/鈴木謙一
監督 中村義洋
音楽 斉藤和義
主題歌 斉藤和義『Golden Slumbers』 エンディングテーマ 斉藤和義『幸福な朝食 退屈な夕食』
出演 堺雅人/竹内結子/吉岡秀隆/劇団ひとり/柄本明/濱田岳/渋川清彦/ベンガル/大森南朋 永島敏行/伊東四朗/香川照之
巨大な陰謀に巻き込まれ、首相暗殺の濡れ衣を着せられた宅配ドライバーの決死の逃避行をスリリングに描く、伊坂幸太郎の同名ベストセラー小説の映画化。
凱旋(がいせん)パレード中に首相が暗殺された仙台、宅配ドライバーの青柳(堺雅人)は、久々に再会した旧友の謎の言葉を聞いた直後、警官から突然銃を向けられる。訳もわからず逃げ出した彼は、身に覚えのない証拠と見えない力によって無実の首相暗殺犯に仕立てられていく。絶体絶命の中、青柳は大学時代の仲間たちに助けられながら逃亡を続けるが……。
仙台でごく平凡な人生を送る男が、
これまたごく平凡な学生時代の同級生と10年ぶりに会う。
森田との再会に嬉しさを隠せない、お人よしの地元のヒーロー・青柳。
この作品ではまず序盤にひとつのクライマックスがやってきた感じです。
森田との車中でのひと時―。
人間の最大の武器は信頼と習慣
イメージだ。
どんなに無様な姿晒してもいい。逃げて、お前は生きろ。
森田の人生を賭けたメッセージに、吉岡秀隆さんの泣き笑いの懇願に、
もう半分泣きそうでした。
そしてあの声にならないGolden Slumbers・・・
「お前、オズワルドにされるぞ」
『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』でも、市井の人の心の中にある
「正義」や「勇気」がテーマになっていましたが、
本作では、それよりも愛する人たちの「生命を護る」戦いに終始していました。
生きて、戦って、生き延びること―。
今回のは、テキは大きすぎて、リアリティは余り感じないものの、
キャストがみんないい味を出していたし、散りばめられた伏線とアイテムがピタピタと嵌っていく面白さがあり、
やっぱり、伊坂+中村監督作品ってこういうゆるさの中にちゃんと前向きになれるメッセージも入ってていいです!
ハリウッドを意識し過ぎで、警官が威嚇射撃もなくいきなり命を「狙う」発砲とか
ニヤニヤ笑いながらゴルゴ13のように狙撃してくる永島さんはツボでした~。
アンタぜ~ったい刑事じゃないだろおぉぉぉーーーっ!!
そして伊坂+中村作品に欠かせない濱田岳くん、今回もよかったです!
キモ可愛いふたり(笑)
そして常連、もうひとりの斉藤和義さん、さすがにビートルズファン!味のある、ゴールデンスランバーでした。。
伊坂さんも中村監督もともに70年代初めの生まれ、ビートルズやボブ・ディラン世代ではないはずなのに、
この時代の音楽をモチーフにした作品が多いのはちょっと不思議だと思うけど、いつもピタッと作品にあっている。
このGolden Slumbersとともにあの頃好きだったポールのジャンク(Junk)も聴いてみたくなった、ギリギリ世代の私です。
Once there was a way to get back homeward
Once there was a way to get back home....
Sleep pretty darling do not cry
And I will sing a lullabye......
そして、その人と心を同じくする思い出のメッセージは届く......
― 残された武器は 人を信頼すること ―…
大変よく出来ました ◎
公式HPのコンテンツ、シークレットーギャラリー13ステージ、やっとクリア出来ました~
おヒマな時みなさんも挑戦してみては?結構難しかったです