to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

おめでとう~!!高橋選手!

2010-02-19 22:04:33 | Weblog
おめでとう!高橋大輔選手~!
言いたかったことはココに書いてある。

本当に、順風満帆だった。
それが本人も知らない間にニコライ・モロゾフ・コーチが同じ関大の後輩、織田信成に鞍替えした経緯は、
良く解らない。大人の事情なのか。
そしてその年シーズン始めの10月に右ひざ靱帯の断裂。11月に手術。そのシーズンを棒にふった。

それからの過酷なリハビリの頑張りも感動モノでした。
そしてお姉さん分の荒川静香さんプロデュースのアイスショーで、久しぶりのスケーティングを観て泣きました。

 
シーズン始めのNHK杯、11月のグランプリシリーズ第6戦、12月のGPファイナルと、徐々にペースを上げてきても、
まだ、長かったブランクを思い、祈るような思いでしたが、
見事なショートプログラムの演技を観て、本当に嬉しかった!

「語り継がれる、記憶に残る演技をしたい」
それは果たされました
おめでとう 価値ある銅メダル
4回転を回避する選択もあった
だけど、より高く!より速く!より強く!のオリンピックの精神そのままに攻めて、挑んだ!
何度見返しても荒川サンのコメントに共感!
「彼の演技が一番素晴らしかった。スケートの楽しさを伝えてくれるものでした!」


同じように果敢に4回転に挑戦し、見事に決めた小塚崇彦選手も素晴らしかった
安全策を取り、好調だった織田選手も、予想外の危機を乗り越えての入賞は立派です

50歳の恋愛白書

2010-02-19 01:11:33 | the cinema (カ行)
人生半分過ぎたら、やりたいことだけやろう。
原題 THE PRIVATE LIVES OF PIPPA LEE
製作年度 2009年
上映時間 98分
原作:脚本;監督 レベッカ・ミラー
音楽 マイケル・ロハティン
出演 ロビン・ライト・ペン/アラン・アーキン/マリア・ベロ/モニカ・ベルッチ/ブレイク・ライヴリー/ジュリアン・ムーア/キアヌ・リーヴス/ウィノナ・ライダー/マイク・バインダー
誰から見ても理想的な女性、ピッパ・リー(ロビン・ライト・ペン)。50歳まで美しく年を重ね、夫ともうまくいっていた。しかし、若いころのピッパ・リー(ブレイク・ライヴリー)の人生は波瀾(はらん)万丈だった。そして現在、幸せながらも物足りなさを感じていたピッパ・リーだったが、15歳年下のクリス(キアヌ・リーヴス)と出会ったことから変化が訪れる。

コチラは一度も予告を観ることもなく、そのタイトルから大人のラブストーリーで、
珍しくロビン・ライトが軽いラブストーリーで主役なんだわ♪と、決め付けて観にいきました~。ら、違ってました。。。

これは人生のターニングポイントを迎えた一人の主婦が、
自分の50年を振り返り、人生における幸せとはなにかを探り、自分を取り戻すまでをみつめた物語でした。

ピッパ・リーの夫ハーブは30も年上。出版業界で成功しているが、心臓発作を起こした為、
引退した老人ばかりが住むコネチカットのコミュニティに引っ越す。
誰もが羨む裕福な家庭の理想的な妻。
しかし、その退屈な生活は必要以上に夫に手をかけることになり、
理想的な夫婦の間に、精神的にも、肉体的にも変化が忍び寄って来ていた。

30年も良い妻であり、2人の子供を育て上げてきたピッパは、思い出す―。
私はこんな女ではなかった―。

そして彼女は原点から振り返る…

幼いピッパ・リーの残酷とも言える家庭環境もコミカルに
クスリに溺れていたケイハクな青春時代もポップに、手短に繰り広げられて、
そんな雰囲気のままその事件は突如起き、
彼女は平安を手にしたかのように30年を生きてきたのだ.....

ハッキリ言って、精神疾患と一言でいってしまうともう、、何も言えないものがある。
薬物中毒も、あまりに遠くて、
その行動や言動には、こういう作品などでしばしば学習はしているものの、到底理解は出来ない。
しかし―、
その理解できない人物ばかりがうじゃうじゃ登場する過去と現在なのだけれど、
思わず引き入れられてしまった!

暗くなりがちなテーマを、時にユーモラスにテンポよく、
重くなり過ぎない運びが良かったし、
共感はしなくとも、ピッパの爽やかな決断に胸のすく思い。

マリア・ベロ、モニカ・ベルッチ、ウィノナ・ライダーと、
豪華女優陣の演技が素晴らしかったです

いつか、誰の身にも起きる人生のターニングポイント。
それは冬の嵐のようにやってくるのか、回転ドアを潜り抜けるが如きものなのか?
ちょっと考えさせられるものがありました