原題 UNTAMED HEART
製作年度 1993年
上映時間 102分
脚本 トム・シエルチオ
監督 トニー・ビル
出演 クリスチャン・スレイター/マリサ・トメイ/ロージー・ペレス/カイル・セコア/ウィリー・ガーソン
“1990年代版「ある愛の詩」“と評された切ないラブ・ストーリー。
心臓に欠陥がある主人公C・スレイターは彼の働くカフェのウェイトレス、M・トメイに焦がれるが、彼女をじっと見守ることしかできない。だが、それが効を奏して、不良に絡まれる彼女を救けた彼は次第に打ち解け、彼女にだけは自分の秘密の世界を覗かせる。待ち受ける死の不安を一人で耐えてきた青年。恋にしくじってばかりいた少女は、やっと掴んだ幸福な恋が束の間に終わると分かって苦しむが、彼の闘病生活を共に闘うことで、女性として成長していく……。(allcinema ONLINE)
孤児院育ちのアダムは心臓に先天性疾患を抱えていたため、4歳まで誰とも触れ合えない隔離された生活を送っていた。
孤独な少年に、優しいマザー・カミーラはレコードをかけながらお話をしてくれた。それは・・・
アダムの心臓を治すために冒険家だった父親は魔法のルビーを奪いヒヒと戦って死んだけど、
そのことを知ったヒヒが自分の心臓をアダムにくれた。言わばアダムの心臓は
そのふたりからの贈り物だと・・信じて育ったアダム。
一方、恋愛の神様から見放されてばかりのキャロラインは、
勤めているダイナーの2人組の客に待ち伏せされて襲われるが、そこを同じダイナーで働くアダムに救けられ…
愛から逃げていたアダムと
愛を追いかけてばかりいたキャロラインの人生が交わり――
好きな女の子を、じっと遠くから(そう遠くないことも)見守るだけの内気な純愛が、
少しずつ変わっていく過程も微笑ましい、王道のラブストーリー。
孤独で内気で心臓病・・・この設定のベタさが許せるクリスチャン・S.の一途な恋♪
「告発」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」よりチョット前の作品ですね~。
一途な恋愛にありがちな、付け回し、ストーカー(だよね?)行為をも
キモーイとは言わせないマリサのキャロラインと、悪びれないアダムのクリスチャン
まあ、ドキッとはしますが(笑)
不器用で誠実な彼をまるごと受け入れるキャロラインにホッとするぐらい幸せになって欲しいふたり、、、
今回も脱ぎっぷりがいい(可愛い♪)マリサの香水のつけ方、浴びるといった感じが印象的でした!
内気で不器用なアダムの、「続きが・・・」が可笑しい、微笑ましい
アダムの大切な思い出の曲として使用されるのが"Nature Boy"
映画「緑色の髪の少年」の主題歌のピアノが、孤独だった彼の人生を語るように流れ、
儚く切ない物語に上手く使われています。
ラブストーリー好きの方にオススメ