北国いなか暮らし

りんごです。北海道の自然の中で夫とのいなか暮らし。
愛犬メイは2022年10月空へ旅立ちました🌈
乳がんホルモン治療中。

そうだったのか

2018年12月28日 | 乳がん
これをお知らせするとご好意で、あれがいい、これがいい、こんな治療方法があると、カバノアナタケからオプジーボ までいろいろ勧めて下さる方がいらっしゃるのです。
正直、困ってしまっております。

自分で決めて行きますから、大丈夫ですからね。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



秋に毎年受けていた健康診断で、初めて再検査通知が来た。
すぐに再検査を受けると乳がんと診断された。

診断を受けた時は、ショックだとか落胆だとか全く無かった。
へ〜そうだったのかと思いながら、病院内を歩いていた。
さて、どうしようかなと考えた。
まず家族に連絡。
卒論で大変な時期だった次男にも連絡。
冷静に受け止めてくれてホッとした。

それから年老いた親たちにどう話そうかと考えた。
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
診断を貰った2日後の天気の良い午前中に実家へ行ってお茶を飲みながら話した。
落ち着いて聴いてくれて、ありがたかった。


精密検査が続き、乳腺外科のある病院へ紹介してもらい、追加検査をして入院計画書が出来上がった。

その間に、伯父が亡くなり伯母が亡くなった。現実に心がついて行けない。
日々も検査も、どんどん進んでいく。

診断を受けた時は、毎年受けていた健康診断で見つかったのだからきっと初期だし手術すればいいよね、乳がんは生存率も高いし。手術して元気になった人も沢山いるし。と呑気に軽く考えていた。

でもいろいろ検査して詳しい説明を受け、自分でも調べるうちに、盲腸みたいなわけにはいかないという事がわかってきた。

生存率は標準治療を受けた後の数字。
一言で乳がんと言っても、性格のおとなしいものからタチの悪いものまで様々だということ。
よほどの初期でない限り、精密検査ではまだ画像に反映されない程の微細なガン粒子が、すでに全身を巡っている可能性が高く全身病と考えること。
転移しやすいのは骨、肺、肝臓。
再発や遠隔転移を防ぐ為に手術後の治療がとても大事だということ。

そうか、私、全身病なのか。

乳がんの発症には女性ホルモンが大きく関わっている。
遺伝率は5〜10%で、遺伝はほとんど関係ない。
生活習慣の改善が発症リスクを下げる可能性がある。
とのことで、問題なしと思い込んでいた食生活や日々のストレスも見直している。

みなさん健診はしっかり受けようね。
毎日いろいろ忙しいでしょうが、どうかどうかご自愛を。


そんなこんなでたどり着いた年末。
QUEENを聴きながら掃除をし、ため込んだ不用品を捨て、心の入院準備をしている。


来年は全力で治療に専念します。



コメント
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