北国いなか暮らし

りんごです。北海道の自然の中で夫とのいなか暮らし。
愛犬メイは2022年10月空へ旅立ちました🌈
乳がんホルモン治療中。

雑草のふしぎ

2025年03月03日 | 自然動物
今日は最低気温マイナス11度、最高気温マイナス5度。
先週は雪解けが進んで
もう春かと思いましたが
真冬日が戻ってきました。






雑草の本を読みました。

「面白すぎて時間を忘れる
      雑草のふしぎ」
  稲垣栄洋   王様文庫


「いつ踏まれるかもわからない
 いつ草取りされるか
 除草剤を撒かれるか
 機械で刈り取られるかもわからない。
 〜中略〜
 雑草にとって予測不能な変化は
 チャンス以外の何ものでもないのだ。」

という、はじめのことば。

筆者は静岡大学教授で
みちくさ研究家。

庭や畑や家まわり
雑草は、いたるところに生えてくる。
私が目の敵にしている雑草のひとつ、
コニシキソウ。
小さくて目立たないが
あっという間に
花を咲かせて増える草。
花粉も種もアリが運ぶ。
雑草というと
踏まれても踏まれても
立ち上がるイメージがあるが
コニシキソウは
踏まれても立ち上がらない。
立ち上がるエネルギーを
花を咲かせて種子を残すことに使う。
合理的で、したたかで、
たくましいのだ。

いろいろな雑草の特徴と
雑草からの見解が書かれていて
とても興味深い。

私は春から秋まで
雑草取りに追われるが
やっぱり雑草にはかなわない。
「雑は新しいものを生み出す力である」

先の見えない時代
予測不能な変化の時代を
雑草のように
チャンスと、とらえてみようか。

雑草から知恵と希望を見出せる
1冊でした。



さて今週も
ぼちぼちいきましょう






















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする