北国いなか暮らし

りんごです。北海道の自然の中で夫とのいなか暮らし。
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乳がんホルモン治療中。

「カナリアたちの警鐘 不登校・ひきこもり・いじめ・体罰へはどのように対処したらよいか」

2014年10月23日 | 不登校
『その昔、炭鉱では危険発生を予知するために、人間よりはるかに微量の有毒ガスで死んでしまうカナリアを坑道に放し、カナリアが死んだら坑道から引き上げたと言われます。不登校の子どもたち自身は意識していないかもしれませんが、このような学校の息苦しさに音を上げ、危ない状態だとサインを送っている、カナリアの役目を果たしていると思うのです。』

カナリアたちの警鐘 不登校・ひきこもり・いじめ・体罰へはどのように対処したらよいか  

              野村俊幸  文芸社  より引用



今年5月に野村俊幸先生の新しい本が出ていたことに、

今頃気が付き早速読みました。

文庫本で持ち歩きやすく、対処法を読みやすく分かりやすく書かれています。


不登校の小中高校生は2012年度で約171,000 人、

ひきこもり者は2010年7月で推計約696,000 人。

不登校とひきこもりの関係としては

『安心して不登校出来なかった、させてもらえなかったために、結果としてひきこもりに追い込まれてしまったのです』



野村先生の講演は2回聞いたことがあります。

そのフットワークの軽さと頭の回転の早さに圧倒されました。

北海道大学卒業、北海道庁退職後、

函館を中心に不登校やひきこもりのサポート活動をされています。


学校の先生方にもぜひ読んでいただきたい1冊です。








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