2023年は・・・・・猫年?
https://hondarake.com/info/monthly/info202212/
ネットは本当に便利ですね。
タイのお猿の話を書いたから猫年の話も書きます。
そもそも干支(十二支)は古代中国で発案された日次を表す記号であったそうです。
それでは分かりにくいので、字に動物を当てはめたのが十二支の起源だそうです。
だから動物は、何でも良かったのです。
大抵は、「卯」の所は、ウサギ🐰が入ります。
ところが「卯(マオ)」がベトナム語の「猫(メオ)」に発音が近くベトナムではウサギがなじみが薄い動物だったので、ウサギ⇒ネコに変換したのではないか❓と言う説があります。
だから、ベトナムやタイでは「うさぎどし⇒ねこどし」なのだそうです。
別の記事を読んだら猫年には縁起物の猫年グッズを売っていると書いてありました。本当かどうかは、行ったことがないので知りません。
現在、干支が使われているのは確認されているところで・・
日本、中国、台湾、韓国、チベット、タイ、ベトナム、ブータン
ここら辺までは分かりますが、他に・・・
ロシア、モンゴル、ベラルーシ、アラビア、イラン、ブルガリアなど
ベラルーシ⇒白ルーシ❓
前に書いたことがあります。
モンゴル帝国が、東欧からロシア方面を支配した時に中国式でルーシを方面別に色で区別したです。
ベラルーシには白が割り当てられたので、白ルーシと言うわけです。ベラルーシは、その名残だそうです。
(ルーシは、スラブ民族の最初の帝国を築いた部族の部族名、元はスウエーデン南部のノルマン人の部族名。スラブ民族の神聖な名前のようです。ちなみにロシアは、ルーシのロシア式の表現)
同じようにモンゴル帝国が、支配した領域に中国の干支(=暦)を持ち込んだのでしょうね。
だからモンゴル帝国が支配した地域には、干支が残ったのだろうと思います。
こんなことを調べてくれる人もいます。
便利で面白いですね。
更に検索してみると・・・
神戸新聞
『世界には「猫年」生まれの人がいる!?ベトナムでは「やさしい人」の印象・・・ヤギ年・豚年の人と相性が良いらしい』
ベトナムの干支の動物
「牛」⇒「水牛」
「ヒツジ」⇒「ヤギ」
「イノシシ」⇒「豚」
猫以外にもアレンジがあるようです。
ベトナムでは旧正月には、干支の動物であふれかえるのだそうです。
猫年に行ったら、猫だらけになるわけです。
次の猫年の時にベトナムの旧正月に旅行に行ってみたらいいかもしれません。2023年の次は2035年。
写真入り
AFPBB
2011年2月5日
『「ネコ年」祝うベトナム、干支に見る中国との「溝」』
※しかし、記事を書いているのは多分フランス人で相当、ちんぷんかんぷん・なことを半分書いています。
イデオロギーを、くっつけると嘘が混じります。
更に変化形があり・・・
ねこちゃんホンポ
『猫年がない理由!干支の起源と海外に存在するワケとは』
ベラルーシやブルガリアにも変化形があるそうです。
ベラルーシ
ウサギ⇒猫
ブルガリア
トラ⇒猫(理由不明、似ているからネコにした?)
こうなるとロシアは、どうなのか気になりますね❓
ベラルーシの例を見ると、どうもモンゴルにはチベット辺りから干支が伝わった可能性があります。
猫年の不思議が、大分解明されましたね❓
「ベトナムの猫年の写真」
で検索するとベトナムの猫年の写真が出てきます。
確かにデカイ!猫グッズが沢山、街中に飾られるようです。
ついでに・・・
ロシアの干支カレンダー
「だばいちぇロシア」(ブログ)
2020・12・31
『2021年は丑年。ロシアにも干支があります!』
なるほど記事を見ると「干支グッズ」がたくさん売られているようです。種類も豊富、日本なんかよりよっぽど多そうです。
もちろん「干支カレンダー」も売っています。
大体、デザインは可愛らしいのが多いです。
可愛らしいのが、ロシア人のお気に入りみたいです。
ロシアの例は検索では出てきませんが、ベラルーシの例
うさぎ⇒ネコ
ひつじ⇒ヤギ
いのしし⇒ブタ(中国はブタ、日本でイノシシに変化したらしい)
各国の干支の動物
「啓新高等学校」
2023年1月2日
『干支は万国共通か?』
※これを検索すると9か国の干支動物が例示してあります。それによると、ロシアはウサギのようです。でもロシアとベラルーシは伝わり方が同じだと思いますから、少し怪しいですね?
凄く変わっている例
イラン
辰年(龍)⇒クジラ
本当かね❓⇒調べてみたら本当でした!理由不明
☆☆☆さらに調査・・・・・・・・・・・・(追記)
ハンガリーにも切手や置物(陶磁器)などがあるようです。
ルーマニア⇒切手
ポーランド⇒切手
ウクライナ⇒切手、猫年があるらしい
※こうして見てみると、やはり干支の伝わり方は・・
中国~ベトナム~チベット~モンゴル~ロシア・東欧
こんな順番に広がっていったようです。
東欧の国は、どうも「ウサギ年」が「猫年」に変化している国が多いので、ベトナムで変化したのが東欧に伝わったのだろうと思います。
※更に調べた人がいて・・・
「海外旅行便利帳」(ブログ)
『世界の「十二支」暦を見てみよう!トルコ語の十二支(トルコ暦))』
これを読むとトルコの十二支のカレンダーでは、一部「辰」が「魚」になっているのもあるようです。イランのクジラは、ここに由来するのかもしれません。
更に「トラ」が「ヒョウ」になっています。
モンゴル
トラがヒョウの場合もある
ロシア
中国とほとんど同じ
これは、ロシアの東方民族がモンゴルや中国と古くから交流があったためかもしれません。
アラビア
辰⇒ワニ
これは、トルコの魚がワニに変化したのだろうと思います。(イランは、クジラ)
※こうして色々見てみると、中国の十二支はカレンダーであり、シルクロードの交易を通じて古い時代から特に中国の西方や北方に広がっていったようです。これを決定的に広めたのが、世界帝国のモンゴル帝国のようです。
十二支のカレンダーや切手は、こうしてアジア全域からヨーロッパにかけて一般的になっていったんでしょうね。
考えてみると、古い時代にはカレンダーなどなかったのだろうと思います。
だから十二支=カレンダーは、画期的で便利だったのでしょうね。元々十二支は、カレンダーです。
干支の動物は、字を動物で分かりやすく表現したものです。数字を動物で表したものです。
だから特に動物が同じでなければならない理由はありません。良く分からなければ、その地域によくいる動物や知っている動物に置き換えても、カレンダーの機能は同じです。
干支は、カレンダー(=実用品)として重宝されてどこの国での一般的なものとして普及したのだろうと思います。
そこに描かれていた動物も、何となく習慣的に広がっていったのだろうと思います。
字を読める人が少なかった時代には、動物の絵が絵文字になっていたわけです。数字の代わりです。
新年を祝うのは、どこの国にも普通にある習慣です。
だから新年を祝う干支グッズも、似たように習慣化したのだろうと思います。
猫年を調べてみると、このような中国古代からの十二支(実はカレンダー)と干支の動物の意味が分かります。
なるほどな❓と思いませんか❓
字や数字を理解する人が少なかった古代に、字や数字の代わりに周囲にいる動物の絵を使って絵文字として数字を表したのです。
分かりやすいから、それが広がっていったと言うことのようです。
今の干支カレンダーや日めくりが、原形と言うことのようです。