「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

国際刑事裁判所(ICC)がプーチン大統領に逮捕状を出した<2023・3・18>

2023-04-07 17:40:34 | ロシアと周辺国

ICC、プーチン氏に逮捕状 ウクライナでの戦争犯罪で
2023年3月18日 0:54 発信地:ハーグ/オランダ [ オランダ ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3456196?cx_part=top_topstory&cx_position=1

容疑は、戦争犯罪です。
ロシアは、国家として戦争犯罪に関する法律をすべて犯しました。そして「人道に関する罪」と言う方概念があります。これは主に戦争犯罪に適用されます。その意味では、今回の逮捕状は始まりであって、今後政権の幹部クラスや実行犯にも逮捕状が出されるでしょう。
ロシア国内にいれば、逮捕状が執行されることはないと思います。しかし、ロシア国外に出れば?

ICC
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000162093.pdf

インターポールとは、違います。
国際社会全体の関心事である最も重大な犯罪(集団殺害犯罪、人道に対する犯罪、戦争犯罪、侵略犯罪)
これらが対象となる犯罪です。
ICCの仕組みと機能: ICCは、各国の国内刑事司法制度を補完するものであり、関係国に被疑者の捜査・訴追を真に行う能力や意思がない場合にのみ、ICCの管轄権が認められる(=補完性の原則)。

つまり、今回ロシアに犯罪捜査をする意図がないから、ICCに裁判の管轄権が発生しました。逮捕状を出したということは、裁判所に提訴する十分な証拠が集まったと言うことです。

これから起訴され裁判が始まるでしょう。

☆この部分訂正⇒容疑者の身柄を拘束しないと裁判は始められません。

ICCの加盟国へ容疑者が入国すれば、逮捕されることもあるでしょう。条約締結国は、123か国です。

国際法廷の意味は、前にも書きました。
有罪判決が下されれば、永遠のお尋ね者です。
そして戦争犯罪に時効はありません。
証拠が出てくれば、永遠に起訴される可能性もあります。

国際刑事警察機構(インターポール)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%88%91%E4%BA%8B%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E6%A9%9F%E6%A7%8B

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/



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