浪切ホールでの7月16日の松竹大歌舞伎公演に行ってきました。
南海岸和田駅から歩いて10分くらいのところに、立派な浪切ホールがあり、当日は丁度だんじりのお祭りと重なっていました。
大ホールは、豪華な桟敷席の完備された、三階席まであるものでした。メインの出し物は、歌舞伎十八番の一つの鳴神でした。僕は歌舞伎を生で見るのは初めてで、最初の、歌舞伎の見方は、大変参考になりました。今回のお目当の、大手前高校のクラスメートの息子さんの尾上緑さんの素敵な女形は、歌舞伎の見方の終盤に登場です。岸和田出身の尾上緑さんですと、紹介されると割れんばかりの拍手です。目鼻立のスキッとした、スッとした立ち姿で、女形の所作も素敵でした。鳴神の後の休憩時間で、高校の同級生3人で、尾上緑さんの楽屋に訪問して、ご挨拶と激励と記念写真撮影をさせてもらいました。感激、お母様とは、テニス会でもご一緒させてもらってます、お顔がお母様によく似てらっしゃいますねなどと、簡単にお話しできました。
これからもどんどん応援していきたいと思います。
舞台全体がヒノキで踏むと大きな音が出るようになってるとか、ツケという上座で四角の板を拍子木でタイミングを計って音を出すなど、素晴らしい音響効果があることなどにも感嘆しました。
見栄を切るという言葉も歌舞伎からの言葉ですが、ちいさな見栄をから大見栄までいろいろある話、だんまりは、暗闇での格闘を表す言葉であるなど、なるほどという説明が沢山聞けました。見栄を切るのは、仮面ライダーとかでも出てくる決まりポーズですが、日本独特のものらしいですね。