筋トレの効用
1.太りにくい体質になる。
筋トレにより基礎代謝増強
筋肉1kg当たりのエネルギー消費が増える、つまり基礎代謝が上がり、太りにくい体質になる。
筋トレにより脂肪細胞が擬似褐色脂肪細胞化する。
全身の白色脂肪が褐色脂肪細胞に近い燃焼効果を持つように変化して、つまりベージュ化して熱効率が上がる。
筋トレで糖代謝上がる。
血中糖分は、筋肉で消費され、血糖値コントロール機能が向上する
2.筋トレで記憶力増強
筋トレでBDNF(脳由来神経栄養因子)が分泌される。BDNFが放出されるとIGF-1(インスリン様成長因子)、FGF-2(繊維芽細胞成長因子)、VEGF(血管内皮成長因子)などのホルモンが分泌され、血液脳関門を通過して脳内へ入ります。
これら成長因子とBDNFが相互作用し、学習のメカニズムを活性化します。
つまり、衰えた記憶力がアップする。
3.筋トレでコラーゲン増強と骨粗鬆症予防。
肥大した筋肉に付着する腱にコラーゲン沈着し強くなる。骨にも刺激を与えて骨粗鬆症の予防になる。
4.筋トレすると多くのホルモンが分泌される。
分泌されるホルモンは、テストステロン、成長ホルモン、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン、エンドルフィンです。
テストステロンも、ドーパミンを増強させます。
これにより、アンチエイジング、やる気増強、免疫力アップ、幸せ感増加、癒し効果増強がもたらされます。
5. 筋トレでマイオカイン増加する。
マイオカインの効果は、
• 筋肉を作る
• 骨を作る
• 抗炎症
• 免疫力を上げる
• 脂肪を減らす
運動後の牛乳は、マイオカインを増やすのに有効です。
付記、筋トレの遠隔転移効果
下半身トレでも離れた上半身の筋肥大も促進されます。
トレーニング後、男性ホルモンや成長ホルモンの分泌が高まるので、上半身の筋肉もつきやすくなる。
簡単に出来る筋トレ
椅子に座っては、太ももを挙げたり、膝でものを挟んだり、横に寝転がって太ももを挙げたり、壁を押したり、相撲スクワットなど、器具がなくても簡単に、隙間時間で筋トレをしていけば良いです。
注意点
中〜高強度の筋トレが望ましい。
まとめ
筋トレにより、太りにくい体質になるし、糖尿病予防にもなり、多くのアンチエイジングに良いホルモンを分泌するし、それらの効果で、認知症の対策にもなり、幸せ感も増幅し、うつ病予防にもなります。
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