京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

長得寺の"おかめ桜" 京都桜紀行①

2022年03月27日 14時47分00秒 | 日記
 3月24日は京都で最も早咲きの桜がある長得寺へと来ました。 
(京阪電車出町柳駅すぐ南の川端通沿い)





浄土宗のお寺で山門から中は非公開ですが"おかめ桜"は山門の前にある為に鑑賞する事が出来ます。

昭和22年(1947年)に発表された寒彼桜と豆桜との交配種でイギリスの桜研究家イングラムにより作出されたそうです。

日本の美女のひとり「阿亀(おかめ)」にちなんで命名されました。





ソメイヨシノより濃いピンクの花が特徴的でベージュ色の塀とのコントラストが綺麗です。









満開は少し前だったようで早くも地面には落花が覆っています。







かっては裏寺町で創建されましたが江戸時代寛文12年(1672)に現在地に移ってきたようです。
当時、この辺りには鴨川に合流する砂川(すながわ)が流れていて近隣にある常林寺、正定院とともに浄土宗の「砂川の三軒寺」として信仰を集めています。









現在では暗渠になっていますが、お隣の常林寺は砂地を好む"萩"の名所になっています。
境内の地蔵堂の前には白木蓮が開花を始めています。

いよいよ春本番ですね。


あぶり餅 今宮神社門前名物

2022年03月27日 07時11分00秒 | 日記
 3月18日、今宮神社の門前名物"あぶり餅"を頂きに来ました。









今宮神社東門の北側には創業長保2年(1000)の一文字屋和輔(通称・一和)と向かいの南側には江戸時代寛永14年(1637)創業のかざり屋さんとが営業されています。
(両店ともに水曜日が定休日です。)







今回は一和さんにお邪魔しました。





一人前13本で500円です。
(右は通常の一人前で13本、
左はスタンプラリーの特典で6本)

店頭では親指くらいに千切られた餅を串に刺してきな粉をまぶし炭火で焦げ目が着く程に焼かれます。
白味噌ベースのたれがかけられて出されます。

おこげの香ばしさに甘めの白味噌のたれとのバランスが絶妙です。

京都には門前名物と呼ばれる菓子がたくさんありますが、やはり"あぶり餅"が一番ですね!







一和さんの店舗の下には井戸があり、創業以来枯れる事もなく今も現役で使われています。



お土産として持ち帰る事もでき、三人前1500円ですが賞味期限は当日限りです。

店内で頂いている間にもふたりの方がお求めになられていました。





お向かいのかざり屋さんです。

残念なお知らせですが4月1日より100円値上げされ一人前600円になります。