ザ・プリンス京都宝ヶ池でランチを楽しみ、その後に大徳寺聚光院を拝観しました。
京都レストランウィンタースペシャルと同様、今日が最終日です。
こちら聚光院は堂内は無論ですが庭園も撮影が禁止されています。
そろそろ解禁してもいいのではと思います。
聚光院は永禄9年(1566)に三好義継が父・三好長慶の菩提を弔うために建立した寺院です。
開祖の笑嶺宗訴状(しょうれいそうきん)が千利休の参禅の師であったことから利休の墓所となり、以降三千家の菩提寺にもなっています。
方丈(重文)には狩野松栄・永徳親子の「花鳥図」や「瀟湘八景図」など国宝の障壁画が残ります。
現在は複製品が展示され、原画は京都国立博物館に寄託されています。
2016年には京博から里帰りし、原画が公開され16万人もの人が訪れました。
あれから5年半、ビックニュースが飛び込んで来ました。
今年9月3日(土)から2023年3月26日(日)まで再び京博から里帰りし特別公開される事が決まりました。
織田信長の時代に活躍した狩野永徳の作品は城郭の障壁画に多く、度重なる戦乱でそのほとんどは失われています。
同時に書院を飾る日本画家・千住博画伯の障壁画「滝」も公開の予定です。
こちらも5年半ぶりの公開になります。
庭園は「百積の庭」と呼ばれ、狩野永徳の下絵をもとに千利休が作庭した枯山水庭園です。
作庭当初は苔庭ではなく、白い砂が敷き詰められた庭園だったようです。
聚光院に残る茶室「閑隠席(かんいんせき)」と「枡床席(ますどこせき)」です。
いづれも国の重要文化財です。
これでスタンプラリーのスタンプが3つ揃い、またまた今宮神社の門前名物"あぶり餅"を頂きに行きます。