なるべくことをあらだてない。
いつの頃からか、それがわたしのモットー
になった。
若さを失くしたせいだけだろうか。
人さまの想いは、なかなか、こちらの思惑
どおりにはいかないものである。
境界の はざまに咲きし 花あわれ
白き花 なぜにあしたは 色を変え
雨上がり 妻が抜き取る しおれ花
いかり顔 見せまいとして 涙ため
こぼれ花 運のわるさを 嘆くべき
人の欲には切りがない。
わずかな土地で、権利を主張し合う。
花のいのちの短さを考えてやれない
のだろうか。
互いの気持ちを考え、おだやかに日
々を送りたいものである。
いつの頃からか、それがわたしのモットー
になった。
若さを失くしたせいだけだろうか。
人さまの想いは、なかなか、こちらの思惑
どおりにはいかないものである。
境界の はざまに咲きし 花あわれ
白き花 なぜにあしたは 色を変え
雨上がり 妻が抜き取る しおれ花
いかり顔 見せまいとして 涙ため
こぼれ花 運のわるさを 嘆くべき
人の欲には切りがない。
わずかな土地で、権利を主張し合う。
花のいのちの短さを考えてやれない
のだろうか。
互いの気持ちを考え、おだやかに日
々を送りたいものである。