最初のG1・フェブラリーS。中心となる馬がいない今のダート界を象徴するかのようなレースでしたね。
1番人気は昨年のNHKマイルカップの覇者カレンブラックヒル。まぁ毎年のように芝の実績馬が出走しますがこの馬も他の例に漏れず危険な人気馬でしたね。芝の馬が1番人気になる時点で混戦模様というのが分かります。
いつも通りイマジンが大きく出遅れ、タイセイレジェンドが逃げ、出走馬中最年長のエスポワールシチーが2番手、1番人気カレンブラックヒルは先行勢の中。
直線に入ってカレンブラックヒルはまったく伸びずに下がる一方、先行したエスポワールシチーが抜け出し、そのまま押し切るかと思われたそのとき、上がってきたのは浜中俊騎乗のグレープブレンデー。
先行勢の後ろで気をうかがい、上手く抜け出してきましたね。見事でした。エスポワールシチーは2着を死守。この馬は走ったり走らなかったりよく分からんなw
勝ったグレープブランデーは5歳馬ですが、エスポワールシチーは8歳馬。いくら実績があるといえども衰えが見える馬が2着に来たことが今のダート界を象徴しているように思えます。
スマートファルコンやトランセンドが引退した今、軸に出来るような本当に強い馬がいないですよね~。これからどうなっていくか・・・気になるところです。
カレンブラックヒルは・・・配当をおいしくするために出走したようなものですねw 中山記念いったほうが良かったんじゃねぇ?w これで調子が狂わなきゃいいけど。
さて、最初のG1が終わりましたが、3月からはいよいよクラシック戦線も盛り上がってきます。
昨年のジェンティルドンナやゴールドシップのようなスターが誕生するか・・・毎年楽しみですよね。