3人目はアーデルハイト・フォン・ベルクシュトラーセでした!
アーデルハイト・フォン・ベルクシュトラーセ キャラクター紹介
アーデルハイトは、欧州にあるベルクシュトラーセ公国の第三王女。本当の名前はアーデルハイト・ヨーゼファ・カテリーナ・フォン・ベルクシュトラーセ・ツー・フォルモンデンベルク(以下略w)と異常に長く本編でも全て明かされていませんw 愛称は“あーちゃん”。
ベルクシュトラーセ公国では“天使の美声”と呼ばれているほど歌が上手く国民的人気を誇っていますが、とある理由で日本に留学してきました。
王女ではあるものの、非常に面倒くさがりでいつも学園の庭園で寝ています。面倒くさがりっぷりは常軌を逸していて、授業どころか食事を取るのですら面倒くさがります。そんなわけで、いつも寝てます(爆) 柾鷹命名「惰眠姫」w
実は幼い頃は日本の一般家庭で育っており、住んでいたのも柾鷹と同じマンションでした。父親がベルクシュトラーセの王族で、母親が日本人。2人とも聖ガブリエレ学園の卒業生でもあります。そして、父親がお家騒動で国に帰っている間にアーデルハイトは斉須利成に会っていました。
元々日本に住んでいたこともあり日本語は堪能で日本大好き。ただし、漫画等で得た知識のせいか間違いも多く・・・というか色々と混じってます。何より忍者が大好きで、柾鷹の手裏剣投擲を見たときから柾鷹に対して絶対的な信頼を寄せていますw
彼女の国が日本で起こしたお家騒動は柾鷹の活躍により終息したかに見えましたが・・・。
アーデルハイト・フォン・ベルクシュトラーセ 攻略情報
夏乃→アーデルハイト
2つ目の選択肢でいきなり分岐するのでこれだけですw
アーデルハイト・フォン・ベルクシュトラーセ編 あらすじ
皆でホラーを見た帰り、アーデルハイトはずっと柾鷹にくっ付いて離れず、結局アーデルハイトが借りているホテルで一夜を共に過ごしてしまいます。翌日、相変わらずアーデルハイトの面倒を見ている柾鷹を見て、こはねはアーデルハイトに相手のことを考えましょうと言われますが、その日の夜、アーデルハイトが護衛とともに柾鷹の家にやってきて一緒に住むことになったのでした。
翌朝、一緒に住むことになった理由を聞いた柾鷹ですが、アーデルハイトにはぐらかされます。その後、柾鷹の養父・柳蔵のところへ行き、同居していいか聞きに行くと、柳蔵とアーデルハイトは意気投合。あっさりと許可が下りてしまいます。柳蔵は柾鷹に飲み物を買いに行かせている間、アーデルハイトに真意を聞き出しますが・・・。
柾鷹はアーデルハイトが斉須家に居候することになった理由について、利成の代わりとしてだろうか等、色々と考えていました。そんなある日の休日、買い物に付いてきたアーデルハイトが途中ではぐれてしまい、駅前で彼女を見つけます。アーデルハイトは路上でライブをしているバンドの曲を聞いていました。アーデルハイト以外聞いてくれる人がいないバンドでしたが、それでも一生懸命に歌っていて、利成もこんな感じだったと柾鷹が呟くと、アーデルハイトは突然歌い出します。
彼女の歌声は道行く人たちの足を止めさせ、やがてバンドの人達もアーデルハイトの歌声に合せて演奏を始め即興のセッションが催され大盛況となりました。それが終わって観客から貰ったお金を山分けした後、家に帰る途中、アーデルハイトの歌声を褒めると、彼女は「歌った甲斐がありました」と珍しく照れた顔をします。そして、「もしも先輩に褒めてもらいたかったからって言ったら信じますか?」と言って柾鷹をからかい反撃するのでした。
柾鷹が手裏剣の練習をしているとき、アーデルハイトが起きてきて、ニンジャの技を教えてほしいと懇願してきます。柾鷹は棒手裏剣を彼女に使わせるのは危険なため、アーデルハイトにも出来るものをと色々と教えますが、いずれもあまり身体を動かすことがないものばかりだったため、「地味」と言われてしまい、挙句隙を突かれて棒手裏剣を奪われてしまいます。そして、アーデルハイトが投げた棒手裏剣はあらぬ方向へ暴投となり柾鷹の額に刺さるのでした。
柾鷹の怪我は大したことなかったものの、それからというもの、アーデルハイトは気まずそうに柾鷹と接していました。その日の夜、相変わらず余所余所しいアーデルハイトに額の怪我については怒ってないと伝えます。するとアーデルハイトは反省した様子で、ここにきた理由について少しだけ話すことにします。何をすれば柾鷹がどう反応するか・・・柾鷹のことを試しているかもしれないとアーデルハイトは言い、面倒を見てもらうことも含めて先輩が必要だと話します。彼女は具体的な理由についてはまだ言えない様子でしたが、柾鷹は自分が必要とされているなら可能な限り応えたい、ただし、あんまり面倒はかけないで欲しいと伝えます。アーデルハイトはその面倒が「朝ちゃんと起きること」だということを聞くと「そのくらいなら頑張ります」と微笑むのでした。
愁の依頼で学園内で発生した落書き犯を捕まえた柾鷹とアーデルハイト。家に帰ると、柾鷹は利成についてアーデルハイトの方が知っているからと話を聞き出そうとします。すると、アーデルハイトはそのことに疑問を感じ一言言います。「代わりでもないのに」と。柾鷹はその言葉に衝撃を受けます。柾鷹は自分を利成の代わりだと思っており、アーデルハイトのことも「利成が面倒見ていた女の子」として見ていたからで居候を許した最大の理由も「利成ならそうしただろう」から。果たしてそれはアーデルハイトのことを見ていると言えるのだろうかと。気まずくなった雰囲気からかアーデルハイトは今日はホテルに帰ると言って家を出て行きますが・・・。
翌日、アーデルハイトが無断で欠席したことから、柾鷹との間に何かあったんじゃないかと思った夏乃たちにちゃんと謝った方が良いと言われ、放課後しぶしぶアーデルハイトのいるホテルに向かった柾鷹。アーデルハイトは昨晩のことは気にしておらず、いつも通りでした。柾鷹は彼女からどうしても利成のことが聞きたかったから、今度の休日火事のあったマンションのところへ行こうとアーデルハイトを誘います。そして、迎えた休日。2人はマンションのあった近くで利成の話をしますが、アーデルハイトが知ってることをある程度話したところで、彼女が歌います。その歌はいつも歌っている歌で、利成が作った歌でした。柾鷹は自分の能力同様にアーデルハイトは利成からその歌を受け継いでいると思っていましたが、アーデルハイトから柾鷹は柾鷹、利成は利成で代わりじゃない、だから利成にならないで欲しいと言われ、柾鷹は自分の考えが間違っていることに気付きます。「受け継ぐこと」と「代わりになること」は違うもの。アーデルハイトは利成の歌を受け継いでるのかもしれないが、それを歌うと決めたのは彼女自身であり、利成の代わりに歌っているわけではないのだと。柾鷹は彼女の言葉の言外に「先輩は違うんですか?」と問われている気がしたのでした。
休み明け、いつも通りアーデルハイトを教室まで連れてくるといつもとは違い、周囲にじろじろと見られていることに気付いた柾鷹。自分の教室に着いてもそれは同じで、夏乃と七緒から話を聞くと、柾鷹とアーデルハイトが許嫁になっており、そのために柾鷹が騎士叙勲するということでした。初耳だった柾鷹は最早授業どころではなくなったため、アーデルハイトの教室に向かいますが、彼女は既に教室からいなくなっており、探しに行きます。その途中、教会に行くと愁がましたが、彼女も騎士叙勲については知っていて、その理由を教えてくれます。それは、柾鷹が先の根本主義者の活動家からアーデルハイトを救い、ベルクシュトラーセ公国のお家騒動を未然に防いだからでした。しかし、夏乃を人質にしたハンスを止めたのは柾鷹であるということを知る人間は非常に少なく(表向きは銃の暴発になっていたため)、それを知っていてベルクシュトラーセ公国と繋がりがあるのはアーデルハイトしかいませんでした。
アーデルハイトを探し回り彼女は家に帰って寝ていましたが、アーデルハイトは全てを知っていました。先の一件で王位継承権の問題が露呈してしまったことで、自分の意思をハッキリ言えない第一王子よりも第二王子の方が良いと考える勢力、そしてアーデルハイトが良いと考える勢力が現れ再び争いが始まるかもしれない・・・そういった部分から自分を切り離すためには、国家権力とは縁遠い人物に嫁ぎ内外にハッキリと王位継承を放棄したことを知らしめるしかありませんでした。そのために柾鷹が必要だったとアーデルハイトは話します。柾鷹は自分が利用されたのだと思いましたが、アーデルハイトから断っても良いと言われ驚きます。そんな適当で良いのかと柾鷹は彼女に問いますが政略結婚なのだから適切だと答えます。相手が見つかれば面倒事は減るわけだから。彼女らしい言い訳に柾鷹は確かにと納得しますが、モヤモヤは残ったため、好きでもない男と一緒になってもいいのかと聞くと、アーデルハイトは先輩のことは嫌いじゃないと答えます。政略結婚≠恋というわけじゃない、こういう恋もあるのだと。
アーデルハイトが自分を振り向かせようと政略結婚を仕組んだことも恋なのか・・・彼女から生えている翼が白だったこともあり、頭が混乱する柾鷹。それならキスしてみるか、少なくともキスなら恋と言えるはずだと言うと、アーデルハイトは混乱する柾鷹の様子を見て、政略結婚のことがバレてしまったのなら家を出るしかないと言い、斉須家を出ることにします。アーデルハイトを見送る柾鷹はこのままで良いのかと自問自答をしていましたが、彼女はそんな柾鷹に突然キスをし、私が好きでもない人と一緒になりたいなんて面倒かぶると思ってるんですか?と告白した後、別れの言葉を言って去って行きます。そして、アーデルハイトが本心を隠していたことを知り、彼女のことを表向きの態度しか見ていなかった柾鷹は、アーデルハイトを乗せた車を見送りながら「嘘吐きめ」と呟くのでした。
アーデルハイトのことは嫌いではない、しかし、彼女の家柄のことを考えると彼女を背負って行くのは荷が重い・・・そんなことばかり考えてた柾鷹。柾鷹を心配した夏乃や七緒に相談してみたところ、2人に家柄とかそういった問題は抜きにしてアーデルハイト自身のことをどう思っているのか、必要としているのか・・・そう問われた柾鷹は、驚くほどアッサリと答えが出ます。そして、2人にお礼を言って途中自分の家に寄り、アーデルハイトから貰った日傘を持って彼女の部屋に向かいます。しかし、部屋にいたのは“女王の使い”と名乗る男だけでした。その女王の使いにアーデルハイトと結婚することを告げると、女王の使いは叙勲する覚悟は出来たのかと聞かれたため、素直に覚悟は出来ていないがアーデルハイトが必要とするならそれに応えるだけと応えます。すると、女王の使いはアーデルハイトさえ納得すれば問題はないと言ったところで、護衛の人間がやってきて、アーデルハイトがどこかに隠れて行方不明になったと慌ててやってきます。
アーデルハイトを探しに外に出た柾鷹。彼女が「待って」いたのは、かつて国に帰った父を待ち利成とよく話をしたという場所でした。そこはアーデルハイトについてよく知らない限り思いつかない場所。柾鷹はすぐにアーデルハイトを見つけ、彼女の前で跪き、手の平にキスをして叙勲を受けると告げます。アーデルハイトが必要だからと。柾鷹の告白にアーデルハイトが後悔はしませんねと聞くと、柾鷹はそれは約束できないがこの決断に関しては後悔しないと答えます。アーデルハイトはそんな柾鷹の答えに充分ですと言ってキスするのでした。こうして2人は婚約者(正確には叙勲式後に婚約者になる)となりましたが・・・。
柾鷹とアーデルハイトが婚約者となり、夏乃、七緒、こはねの3人に報告。放課後は柳蔵に報告しに行きますが、また柾鷹は飲み物を買いに行かされます。その間に柳蔵とアーデルハイトは柾鷹について話をしますが、2人とも同じ見解でした。必要にされたいと思っていても好かれることを拒絶していると。柾鷹はこの日もずっとアーデルハイトに対していつもと変わらない態度を取っていたのです。アーデルハイトが必要と言ってくれたから応えてくれただけで好きとは言ってませんでした。その帰り、柾鷹はアーデルハイトが柾鷹の気持ちに気付いていることを知ったものの、答えは出ないままでした。その理由にいつものアーデルハイトだと恋人に見られないから・・・柾鷹はそうやって彼女のせいにして答えを出すことから逃げるのでした。
柾鷹と恋人同士になりたいアーデルハイトは翌日、これまでのグータラを改善して自ら積極的に動き授業も真面目に受けます。柾鷹も夏乃も七緒もそんな彼女に戸惑うばかりでしたら、護衛から「彼女の行動の意味を考えろ」と言われます。放課後、アーデルハイトは授業が終わり集中力を切らしたのか自分の教室で寝ていました。そして、起きると柾鷹に向かってよろめき、2人揃って倒れてしまいます。アーデルハイトは柾鷹にキスをしますが、いつもの彼女らしからぬ柾鷹は困惑するばかりでした。柾鷹にいつもと違うどうしたんだと言われたアーデルハイトは「いつもの私じゃ恋人として見てもられないから相応しい恋人になろうとした」と強い口調で言います。同情で婚約者にならないで欲しい、必要だって言ったならもっと求めてほしい。彼女にそこまで言われて、柾鷹は「愛されていいのか」なんていうどうでもいい事について自分が悩んでいたことに気付きます。良いも悪いもアーデルハイトが柾鷹を愛したいのだから。柾鷹はこれまで彼女の気持ちに向き合うことをしなかったかを反省し、ようやく2人は本当の恋人同士になれたのでした。
紆余曲折あったものの、結ばれて順調に交際する2人。そんなある日、愁からハンスが2人と面会したがっているという話を聞き、ハンスが入院している病院へと向かいます。そこは柳蔵が入院している病院でもありました。ハンスと会うと、柾鷹に向かって銃の暴発の真相について聞き、それをしたのが柾鷹であることを確認すると、その功績を利用して王女と結婚し王になるつもりか?と質問すると、柾鷹は王にはなるつもりはない、アーデルハイトと一緒にいるために叙勲を受けるだけだと答えます。すると、ハンスは選ぶべき王子は選べず泣き、王の地位を捨てた王女の騎士は決断した・・・はっきりと意思を伝えるべきなのにそれが出来なかったと期待していた王子の行いを嘆きます。そして、ハンスが自分の行ったことについて、やり直すには全てが遅いと諦めようとすると、柾鷹はハンスと自分が重なり、それは違う、一度の失敗で全てが終わるなら俺はもう終わっている、でも俺もあんたも生きている、それを背負っていたって取り戻せるものはあると訴えます。国や王子の現状を嘆くならこれから変わる可能性はある、人は変わることができると。ハンスは柾鷹の言葉にその通りだなと言い、人質に取ったとき自分を諭してくれた夏乃への感謝の言葉の伝言を柾鷹に託すのでした。
その日の夜、アーデルハイトの歌を聴いていた柾鷹は、歌詞が1番しかないことに気付きます。アーデルハイトは幼い頃に利成が歌っているのを聴いていただけだからうろ覚えで、憶えてないところは適当に歌ってると言ったため、その歌について調べてみることに。念のため、家主の柳蔵に許可を貰い、物置にある利成の遺品を見てみると、CDを発見。2人で聴いてみますが、内容的には1番と大して変わらない愛と平和の詩でした。2人で愛について話していると、聖書の中にある「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」という言葉から、アーデルハイトに先輩は自分自身を愛せていますか?と問われます。柾鷹はそれには「分からない」と答えるしかありませんでした。翌日、聖書朗読委員会で聖書を読んでいるとき、こはねとその内容について話をします。「神を愛せよ」と「自分自身と同じくらい隣人を愛せよ」と2つあることについて、1つ目の説得力をあげるためと解釈する柾鷹に、こはねはその2つは同じくらい大切だと返します。だから、主だけではなく隣人も自分自身も愛してあげる必要なんだと。そして、こはねから自分の悪いところはどこかと聞かれ、いくつか思い浮かびましたが、悪いところがあるのが良いことで、それは自分自身が改善しようと思っていること、逆に思い浮かばない人は悪いところに気付いていない人と言います。
結局、自分自身を愛せるかどうかは自分次第という結果となりましたが、朗読会が終わった後、アーデルハイトにデートに誘われ、その後ホテルに泊まることに。そこでアーデルハイトから私のことを好きになりましたか?と聞かれます。柾鷹が自分自身を好きになりきれていないことはお見通しで、それでも少しでも先輩を信じている恋人がいるってことを覚えておいてくださいと伝えます。そうやって恋人から自分のことを想ってくれているとハッキリ言われて少し前向きに考えなくてはと思い、アーデルハイトにお礼を言いますが、お礼よりもプレゼントが欲しいと言われます。それは柾鷹の未来でした。もちろん私の未来もあげますと。柾鷹はアーデルハイトがハッキリと態度に示していることから、こうして必要とされて愛されているということは自分が自分を信じる答えの1つなのかもしれないと思うのでした。
叙勲式を週末に控えたある日。女王の代理人がやってきて式についての打ち合わせをしたものの、異常に黒服の数が多かったことから不審に思った柾鷹とアーデルハイト。そして、その理由が判明します。柳蔵のお見舞いに行ったとき、患者が脱走したという話を聞いたからでした。その後、アーデルハイトの父親からお家騒動事件の国内にいた勢力の一部が国を抜け出したという話を聞き、打ち合わせで代理人の護衛の数が多かったことに納得。しかし、ハンスが脱走した件については先日話をしたことから不可解に感じられました。その後、セキュリティの関係からアーデルハイトのホテルで泊まることにした2人はそのことについて話していると、夏乃から電話がかかってきます。柾鷹が夏乃を迎えに行き、アーデルハイトの部屋に案内された夏乃は、人にぶつかって、そのぶつかった人が以前捕まった人だったと話します。それだけではなく、夏乃はぶつかった拍子に手紙を受け取っていました。ハンスからの手紙の内容はわざわざ日本語で書かれており、叙勲式の前日に伝えたいことがあるから駅前で会おうというものでした。柾鷹はこれは罠だと思いましたが、アーデルハイトは楽観視していました。ハンスと話したときの態度、夏乃とぶつかったときに彼女に謝っていたこと・・・それらを総合して考えた結果、アーデルハイトはハンスを信じることにしていました。しかし、それでも危険であることに変わりはないという柾鷹に対し、それなら代理人に話をしてみてはと提案。すると、代理人も代理人でこちらに何も情報を寄越さないことから、信じて良いか分からず、柾鷹は自分の頭の中で思考に捉われていました。しかし、代理人の真意もハンスの真意も両方確かめる方法を思いつき、アーデルハイトに協力してもらいますが・・・。
ハンスとの約束の日時。やや約束の時間から遅れてハンスがやってきますが、ハンスが付けられていました。その後、ハンスが道に迷った風に装い、柾鷹が案内するように見せかけ2人は会話し、歩き出します。ハンスは日本国内のことに多少通じていることから保守派の連中に利用されただけでした。保守派は王族の血に他国の人間の血が入ることを良しとしなかったため、柾鷹の叙勲式そのものを壊そうに日本までやってきました。そこまで話すと、ハンスを追いかけてきた連中が大勢やってきます。その後、打ち合わせ通りにアーデルハイトが車でやってきたため、ハンスも一緒にその車に乗ります。車の中には代理人もいました。アーデルハイトの電話と通話したまま代理人に話を聞いてもらい、代理人の行動を見る・・・それが柾鷹が代理人の真意を図る方法でした。代理人が2人に何も話さず護衛を大量に増やし尚且つ2人から遠ざける形を取ったのは心配かけたくないという女王の配慮があったからでした。つまり、お互いの意思疎通が出来ていないことによる疑心悪鬼だったのです。こうして、怪我をしていたハンスは気を失い、病院へと逆戻りとなりました。
保守派の連中は全員捕まったわけではなくまだ数人が逃走中でしたが、式を直接狙うと見られていたため、この日は帰ることに。そのとき、女王から預かったという手紙を二通、代理人から渡されます。一通は勲爵士の証書で、もう一通は日本語で書かれている柾鷹宛の女王直筆の手紙でした。その内容は式が無事終わることと姪の幸せを祈っているというもので、その文面からは一人の叔母の姿がありました。あまり女王と話したことがないアーデルハイトもこれには驚き、今まで叔母を誤解していたと言います。式に王族がやって来ないのも下手に保守派を刺激しないようにするための配慮でした。代理人は式の延期を提言しますが、柾鷹は反対し、今ならこの騒動を終わらせることが出来ると言います。すると、アーデルハイトはある提案をし、その案について、代理人は猛反対、柾鷹も危険だと思いましたが、彼女がいざとなったらニンジャナイトが守ってくれると断言したことから、柾鷹もアーデルハイトの案に乗ることにしたのでした。
そして迎えた叙勲式。式は途中まで順調に進みましたが、案の定、保守派の人間が教会に入ってきます。しかし、参列者全員に事情を話していたため、混乱が起こることはなかったため、保守派が戸惑っている間にアーデルハイトが歌を歌い始めます。その歌は利成の歌でした。アーデルハイトの歌を聴けば変わるかもしれない・・・それが1つの賭けでした。しかし、アーデルハイトの歌声を聞いても保守派は攻撃をしようとしていたため、柾鷹が行動に移そうとすると、「大丈夫」と歌ってるはずのアーデルハイトの声がします。しかも、それは近くにいた柾鷹だけではなく、参列者や保守派の連中にも聞こえていました。そして、アーデルハイトの「隣の人を自分のように愛するだけ」という言葉と共に、彼女の背中に天使の羽根が生えます。それは柾鷹の能力を通さなくても見えるものでした。一同はそんな彼女の姿に見惚れ、それは保守派も同じでした。彼らは天使の羽根が生えたアーデルハイトを見て持っていた武器を下ろすのでした。
アーデルハイト・フォン・ベルクシュトラーセ編 感想
アーデルハイト編は、ベルクシュトラーセ公国のお家騒動の後日談ですね。それから斉須利成についても少し触れてます。エンディング後に、あーちゃんの母親の雅美さんのエピソードやってましたけど、立ち絵なかったんですかね?w なんかずいぶん可愛らしい感じでしたけどもwww
それにしても、あーちゃんのシナリオは色々と危険な会話が多いですねwww 分かる人には分かる色々なネタが満載でしたwww あーちゃんと柳蔵のやり取りとか、黒服の2人が日本に馴染みすぎるとかも面白かったですねw それから、愁さん。目の前でイチャつかれて妬いてるところが可愛かったです(*´Д`*)b
柾鷹については、なんというか、こはね編のときはそんなに酷くはなかったけど(こはねさんの包容力が圧倒的すぎてw)、柾鷹は見てるこっちがイラつくほど面倒くさい性格ですよね。何でもなんでも難しく考えすぎ。これまでの環境から仕方ないことかもしれないけど・・・。あーちゃんよく頑張りました。頑張ったのは1日だけですがwww それでも真面目に1日授業を受けたことは凄いですねwww っていうくらい、あーちゃんのグータラ姫っぷりは凄いですw 結局、犠牲者はあの副担任の先生だけでしたね・・・w まぁ何にせよ、ヒロインが主人公を救う形のシナリオは主人公のことが好きになれず、どうにもモヤっとしますね。やはり主人公がヒロインを助けるストーリーが1番良いと思います。
あーちゃんは怠けているように見えて肝心なところはちゃんと見えていて、所謂“やれば出来る子”なんですよね。でも、彼女がしっかりしているシーンを見ると不安になるのは何故だろう・・・?w 夏乃ちゃんや七緒ちゃんが戸惑っていたのがすごく共感できましたwww でも、恋人同士になってから柾鷹に寄りかかって甘えてくるのが可愛かったですね。自分から攻めてるのにたまに柾鷹に反撃されると照れるところとか特に良かったです。あーちゃんは見た目が好みなんだよなぁ・・・あーちゃんの何が足りなかったかっていうと、おっぱいです。この子が巨乳だったら愁さんとこはねさんを超えてた可能性大!(爆)
Hシーンは4回。巨乳ではなく普通乳でもなく微乳ですが・・・まぁふくらみかけが好きっていう人もいますし、“普通の人になら”充分な大きさだったのではないでしょうか。おっぱい星人な私には足りませんが、それでもまぁおっぱい見せる率は高めだったので概ね満足でした。アフターHが微妙に足で隠れちゃってて残念だったかな。残念な点はそれぐらい。1番良かったのは庭園でのHですね。ナイズリ(笑)と騎乗位ですから!いやー、ホント巨乳だったら庭園Hは最高だったのになぁと思いました。2番目の睡眠姦も悪くなかったです。できればフェ○だけでなく本番の途中まで睡眠姦をしてほしかったですがw ところで、初Hはアレか、お姫様だけにお姫様抱っこでHということか?w ちょっと無理がある体位のような気がするがw
一般シーンだと叙勲式で天使の羽根が生えたシーンですかね。CG的にはこれが1番映えた。羽根だけに(爆) あとは浴衣CGと動物の仮面というか帽子?を被ってるやつ。この2つのCGのあーちゃんは文句なしに可愛い。本当巨乳だったら良かったのになぁ・・・と金髪巨乳が好きな私であったw あとは・・・そうですね。エピローグで2人揃って寝てるシーンかな。こうして、柾鷹もあーちゃんに毒されていくのであった的なw あーちゃんの影響力は強いですからね、あの黒服でさえ「楽でいいわー」って言うようになっちゃったしwww あーちゃん教が布教したら日本はダメになるでしょうwww
さてさて、お次は朱鷺坂七緒です~。
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あーちゃんは面倒なことをなくすために頑張るところとか寝るのが好きなところとか、自分に似てるところがあって妙に共感してしまいましたwww