昨年は桜の後半に訪れましたが、今年はドンピシャ・・・でしょうね。
仁王門。
仁王門は仁王様が居られる門。
三門。三門は二層入母屋瓦葺三間一戸の楼門。
棟梁は高遠藩匠伊藤常八尉良長といわれています。
仁王門越しの中央アルプス。頂きに白い雲が掛かり、どうもハッキリしない。
三門は 江戸時代後期の様式を示している。
この時代の建築としては彫刻が少ない点も特徴です。
組物は一階を和様、二階は禅宗様として使い分けており、建築様式に対する意識の高さが伺えます。
この三門の表門は入口に対して反対です。
理由として、武家封建の時代の中で、百姓庶民の菩提寺の三門造営は、
余りに格式を有して居るので、造営を許さなかったようだ。
しかし、玄枝和尚は、百姓庶民も、武家将軍も、修行道場及び祖先菩提のために造営する菩提心は同じとして、命に従わず、
一計をめぐらし、表裏を逆にして、本堂に対して門表側を向けて造営されたと云う事です。
三門とは寺院の正面に配置される門の事である。
(さんげだつもん)とも呼ばれていて「空・無相・無作」という人の迷いから解放されようとするものが、
必ず通らねばならない門なのです。
よく「山門」と書いても「さんもん」ですが、これは昔から寺院が山中に建てられて其の門と云う事だったようだ。
ツツジも満開です。
上の方の白い山は南アルプスの仙丈ケ岳。
こっちの白い山脈は中央アルプスです。
蔵澤寺の桜・・・終わります。
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