日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

常磐津 の会

2008-03-20 23:47:01 | 日本舞踊
八世文字太夫追善の会が国立小劇場で催されました。ご子息の現家元九代目文字太夫さんが小文字太夫さんの頃に、鯉男会で私の「将門」を語って頂いたり、勿論先代や、祖父の小島二朔や父鯉男やら馴染みを書き出すと切が無いので割愛します。
今回鯉男会一門はかなりの団体となって参上しました。それは何故なら、我が一門に無くてはならない人(実年齢より10歳以上若く見えて痛い所など無く、冠婚葬祭アドバイザーと名乗らせたい程のボランテイア精神で地域、友人から頼られ、大好きな芸に精進する)U子さんの晴れの名披露目だったのです。出し物は「山姥」。んーちょっと地味で勿体無いんじゃあない?と思っていたのですが、いえいえ、程ほどの色気と品格のある語りで、芝居を良く見ている方だけにその演目を良く捕まえてらっしゃいました。回り舞台で出てくるとさすが踊りをやってるから立派(手前味噌?)も鶯色に梅の裾模様、舞台栄えして、まき物も地元新宿に貢献する方らしく新宿タカノと花園饅頭のコラボを実現、おしゃれです。いやー3月に常磐津、4月に日本舞踊で国立劇場に出演する人ってまず居ないですよね。
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