これまで私一人で、毎週月曜日、定期的に街頭宣伝活動を行ってきた交差点から、総選挙の公示が近づいてきたこともあり、駅前の大通りに場所を変え、数人で街宣をするようにしました。そうしたら、「最近、定位置で見かけなくなったね」というお声が伝わってきました。
なので、これから月曜日は数人で駅前、それ以外の曜日がこれまでの定位置でやることにしようと、只今思案中です。衆議院総選挙公示まであまり期間もありませんので、できるならいろんな場所で毎日でも立ちたいとも思っています。
先日、街宣車で地域を回っていましたら、後方から初老の女性がしきりに声をかけてくれました。「今度こそ!頑張りよえ」(注:「頑張りよえ」の「よえ」は大分弁の特徴で「がんばりなさいよ」)というものでした。
このお声もそうですが、その地域の交差点に立ってマイクを握っていました所、休日であるにもかかわらず行き交う車からの声援も、感動するほどのものがありました。
こういう傾向は、民主党が「国民の生活が第一」を掲げ、これまでと違う国家予算の組み替え(政権交代)をマニフェストに掲げたこと、本当に国民の生活を第一に、国民の生活が向上しない限り、日本経済も景気も回復しないという民主党の考え方や主張が、国民・有権者の間で次第に理解され始めている証左なのではと実感します。
一方、このところ、麻生自民党総裁が、大手企業や各種経済団体等に足を運び、選挙のお願いをしているという報道が、動画入りで行われています。もともと自民党が、そうした団体や企業に大きな利益をもたらす政策を展開してきたわけだから、また、それが自民党政治の「基本的スタンス」でしたから、何もこれまでと変わらないわけです。
が、今回の第45回衆議院総選挙に関しても、党の総裁がこれまで同様、大手企業や各団体に挨拶まわりを熱心にしているということは、自民党が、ますます自民党らしくなっていることを如実に示しています。
そして、自民党は、そうした企業や団体のことだけ考えていて、マニフェストでは「美辞麗句」を並べてはありますが、国民の生活にはあまり関心を寄せていないらしいことに、有権者は気づき始めているのかもしれません。
今朝の新聞に掲載されていましたが、いくつかの政策グループやシンクタンクが、この四年間の自民党の政策を評価して、点数をつけていました。その数字が「客観的に自民党の政権担当能力が限界」だということを証明する形になっていました。
やはり違うな。
大企業や各種団体に熱い視線を送る自民党と、「国民の生活が第一」の民主党と、この違いがどのような選挙結果になって表れるか、そのための努力を現在展開中です。通りかかった時にお気づきの方は、是非、手を振って頂くか、お声かけをよろしくお願いします。