コスモス自然形体院(秋田県湯沢市関口字関口15-2)
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090-5596-4792
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コスモス自然形体院 秋田出張所
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(羽後牛島駅 東口 徒歩2分)
℡ 018-874-8963
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ナチュラルライフ実践メルマガ という メルマガを読んでいます。
とても、興味深い内容だったので、コピーしてお届けします。
以下、コピーです。
今回のテーマ:「清潔と寄生虫」
このメルマガから得られるメリット
●清潔な独裁と不潔な自由競争、人、寄生虫、細菌、その関係がわかる!
●寄生虫の感染率とアレルギーの増加の関係とは!
●アレルギーには免疫力を高める意味があった!そのワケとは……
●腸内細菌はもう一つの臓器。菌との共生が意味するものは……
こうしたことがわかるようになります。
それでは本文にご案内しましょう。
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「カンの虫が騒いでしょうがない……」
「なんだか今日は虫がさわぐ……」
「虫の知らせでなんとなくわかった……」
「あいつは虫が好かない……」
「虫のいい話だな……」
「今回のは、俺じゃなくて浮気の虫がまた出たんだよ……」
などなど
自分のことなのに、何か別の存在がいるかのように
「虫」という言葉を使って話すことがありますね。
実はこの「虫」、最近まで私たちの身体の中にいた寄生虫と関係があると
聞いたらあなたはどう思うでしょうか?
「えっ!今回は寄生虫の話なの~」
「なんだか気持ち悪いなぁ」
と思われるかもしれません。
しかし、寄生虫と私たちの間には、実は切っても切れない関係があるのです!
今回はナチュラルライフについて人と寄生虫・細菌のかかわりを中心に
お話していきましょう。
さて、この寄生虫。「寄生」というのは他の「宿主」となる生物に進入して、
一方的に栄養を搾取する関係を言うそうです。
人間や動物、植物さまざまな寄生があります。
人間には、200種の寄生虫が存在して、日本にも100種はいるそうです。
江戸時代から昭和の第二次世界大戦が終わるまで、
日本人の寄生虫感染率も50%を超えていました。
代表的なのが回虫(カイチュウ)という30cmもあるヒモのような長い虫。
これが腸の中に住んでいたというから、想像するとちょっと気味が悪いですね。
ただ、この回虫に関しては、
お腹にいても、そんなに悪さをするわけではなかったようです。
年配の読者の中には虫下しを飲んだご経験のある方も
たくさんいらっしゃることと思います。
さて、一方的に搾取する関係が寄生だといいましたが、
どうやら一方的ではないようなのです。
気持ち悪いと思われる寄生虫! しかし、その面目躍如の活躍があったのです。
人間に進入してきた異物に対し、人間は白血球やリンパ球などさまざまな活動で、
この異物から人体を防御します。これを自己免疫機能といいますよね。
この異物に対し、「異物だよ」という印をつけるのが「抗体」という
リンパ球が出す物質です。
その印をめがけて、白血球やリンパ球が活動するわけですね。
この寄生虫の出す分泌物にたくさんの糖タンパクがあります。
この糖タンパクが抗体に作用して必要以上に異物と結びつかない特殊なlgE抗体を生み出して
いることが報告されています。
こうして寄生虫に感染している間は、ダニや花粉などが入ってきても、
免疫機能は必要以上に反応しないですんでいたわけです。
それに加えて、寄生虫は1日20万個の卵を産み、たくさんの分泌物を出すので、
人間の免疫はそれらを攻撃することで鍛えられ、免疫力は強まっていたといえます。
寄生虫の方は生きるすべとして、人間の抗体をある一部無力化して、
自分は生き延びてきていたわけですね。
寄生虫のおかげで私たち人間の中のさまざまな生物や細菌たちは
適度な自由競争のもと、健全な免疫活動ができていたようです。
ところが清潔を旗印に、寄生虫や細菌の駆除が行われ、
必要以上に滅菌、殺菌を繰り返してきたために、
人間の免疫力は弱まり、化学物質の増加とともにアレルギーは増え、
執拗な殺菌によってMRSAなど特異な細菌が出現するようになってきたわけです。
実際に戦後63%に達していた寄生虫の感染は、1960年には20%、
1970年には2%、1980年には0.2%にまで減ってしまいます。
それとともに、アトピーや花粉症などのアレルギー、
気管支喘息が増えてきているのです。
日本で花粉症が最初に報告されたのが、1963年です。
東京医科歯科大学の斉藤洋三博士によって報告されます。
それが2000年になると20%の人が花粉症になっています。
アトピーや喘息も同じような経路をたどります。
これは世界的な流れで、寄生虫の感染率が低くなった先進国で、
花粉症などさまざまなアレルギーが増えており、ドイツのハンブルグ大学の研究者も
アレルギーの原因について、寄生虫感染率の低下を原因と結論付けています。
ドイツの別の研究者は工業汚染のひどい旧東ドイツより環境的には条件のいい
旧西ドイツの方が花粉症が多かった報告しています。そして寄生虫の感染率が
西ドイツの方がはるかに低かったのです。
いまさら、寄生虫にもう一度感染することがいいことだとはいいません。
キケンな寄生虫もいるからです。
しかし、花粉症になって鼻水をだすことや、
アトピーになって皮膚がグジュグジュとすることは、
単なるアレルギーで結論づける問題ではないようなのです。
これらは体内の異物を吐き出す行為であるとともに、菌の喜ぶ水分の多い
環境をつくります。それにより体外の細菌が患部に集まります。
そして細菌を体内に取り込みます。
このことにより体内細菌の自由競争が活発化します。
その結果、免疫力が強まります。これが花粉症やアトピーなどのアレルギーを
現代人が患う、もうひとつの理由であると臨床環境医の三好基晴氏がいいます。
例えるなら「人体共和国」という国で、清潔という名の独裁によって、
一方的に駆除され寄生虫や細菌という反乱分子がいなくなった。
そのことで敵がいなくなり、防衛力が低下した。
一方で増える化学物質などが「人体共和国」内に侵入した際、
防衛力が低下したため、アレルギー外交を使って体外に異物を放出しているわけです。
さらにアレルギーの外交力で、再度体外細菌を「人体共和国」内に取り込んでいます。
そして共和国内の細菌の活動を活発化させ、免疫力を高めて、
防衛力を強めようとしている。
こんなふうにいえるのでしょうか。
だとするならば、「清潔という名の独裁」を
私たち人間は見直さなければなりません。
やはり人体内にも適度な調和と競争が必要なようです。
そして糞尿の肥料を媒介して広がる寄生虫はともかく、
少なくとも菌は不潔ではなく、
私たちと共にある生物であることを知ることが重要のようですね。
こんな実験があります。ネズミの腸内細菌を薬剤によって殺菌し、
サルモネラ菌を感染させます。
そして腸内細菌を殺菌しないネズミにもサルモネラ菌を感染させ
比較するというものです。
結果、腸内細菌を殺菌したネズミが
10000分の1の抵抗力しかなかったという
実験が報告されています。
腸の中には100種100兆の細菌がいます。
そして「腸内細菌は人体のもうひとつの臓器」という人もいるほどです。
寄生虫ももしかしたらそういった存在だったのかもしれませんね。
私たち人体に関わるすべての生物が心地よく生きていく
「人体という場」を作っていく。
私たちがナチュラルライフをしていく上で重要なことの一つですね。
「菌と人にとって快となる場を作る」
という言葉もあるように、人体という場をいかに心地よく、
自然と調和したものにしていくかがポイントです。
そのためにも、可能な限り身の回りは自然なものにし、食べるものも化学物質
のないもの、できれば肥料・農薬を使わない自然栽培の農産物を食べること、
そして適度に外界に交わること。そしてなにより、自分という存在に感謝し、
人生を生き抜くことにあるようです。
今回は清潔と寄生虫・細菌をとおしてナチュラルライフについて考えてみました。
次回をお楽しみに!
参考文献 朝日新聞社『清潔はビョーキだ』著者 藤田紘一郎
花書院『病気の迷信』著者 三好基晴
~ 自然を知ることは不自然を見抜くこと ~
「ハーモニック・トラスト」
ナチュラルライフ実践メルマガ出典
(出典元から許可を得ています。 )
コピー、終わり。
いかがでしたか?
ふだんから、手洗いしすぎて清潔にしすぎたら、かえって逆効果、
との持論を持つ私には、納得の内容。
少しぐらいばい菌の入っているものを食べても大丈夫、と、ちょっとにおう
ご飯でも、平気で食べている私のお腹は、かえって強いのかも。
(皆さんは、マネしないでね。)
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