野菜を食べよう の5回目
今日は食物繊維。
食物繊維は2つ。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がある。
今日は、水溶性食物繊維の働き。
(1)血糖値の上昇を抑える。
①食べ過ぎで、血糖値の高い状態が頻繁に長期間続くと、糖尿病が引き起こされやすくなる。
②水溶性食物繊維は、食物の移動時間を長くし、炭水化物の消化・吸収を邪魔して、ブドウ糖が血液に出てくる速度を遅らせ、血糖を急激に上がるのを抑えることができる。
(2)コレステロールの上昇を抑える
水溶性食物繊維は粘性があり、腸内を通過していく途中、コレステロールやコレステロールから作られる胆汁酸などを吸着してくれる。食物繊維のほとんどは消化吸収もされず、そのまま排泄されるため、コレステロールの吸収・再利用が抑えられ、脂質異常症や動脈硬化などの生活習慣病が起こりにくくなる。
(3)腸内環境を整える
大腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌が住んでおり、善玉菌より悪玉菌が優勢になる腸内の有害物質が増えて、大腸癌をはじめとして大腸の病気の原因となる。しかし、水溶性食物繊維は善玉菌の餌となるため、善玉菌を増やし健康維持に有用な働きをしている。
(4)糖尿病予防、高血圧症予防、心臓病予防、脳血管疾患予防、高コレステロール血症予防、胆石症予防
【水溶性食物の多い食べ物】(不溶性・水溶性 両方豊富に入ってます)
○海藻(こんぶ・わかめ・ひじき・寒天など)
○豆科食物(そらまめ・さやいんげん・さやえんどう・枝豆)
○果物(キウイフルーツ・アボガド・干し柿・栗・梨・あんず・いちご・りんご・バナナ・いちじく・オレンジ・パイナップル・メロンなど どの果物でも)
○全粒粉・種子および穀物などの殻(アーモンド・ナッツ・ピーナッツ・クルミ・ごま)
○野菜・きのこ(ごぼう・モロヘイヤ・ほうれんそう・えのき・なめこ・しいたけ・干ししいたけ・きくらげ・にんじん・アスパラガス・キャベツ・ブロッコリー・セロリ・レタス・マッシュルーム・タマネギなど、何でも)
【食物繊維をたくさん摂るには、効率よく摂るには】
①主食に混ぜる(ごはんにまぜる)たとえば、ゴボウ・干し椎茸・寒天・きくらげ・昆布など)ご飯を食べるだけで、食物繊維が摂れる。
②サラダや味噌汁(スープ)に海藻も入れる。生野菜サラダプラスわかめ、野菜たっぷりプラスわかめの味噌汁がオススメ
③発酵食品と一緒にとる(味噌・酢・納豆・キムチ・麹・・・・・)
④野菜・果物ジュースに、粉寒天をまぜる。寒天の8割は食物繊維!
※鶴見酵素栄養学セミナーより
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