野母崎へ(1)

2018-02-20 21:31:27 | 日記
 人様の短歌を拝借引用して恐縮ですが、2月12日付朝日新聞「朝日歌壇」 馬場あき子選 (小城市)福地由親さん

    水仙の丘に登れば風荒び軍艦島に白波高し

荒びは、すさび。「第四首の景、凄い。」と選評あり。

 18日は、北九州マラソンの予定でしたが、ギックリ腰の回復途上で、回避。が、まさにこの風景を見たくて、1月の野母崎水仙祭り中に、「橘湾岸スーパーマラニック」コースの下見に行きたいと思っていました。この歌を拝読して、ひょっとしたらまだ水仙は咲き残っているのでは、、、スロージョグと歩きなら、なんとかなるのでは、と、出かけました。

 17日土曜日、高速バスで長崎市へ。am10;47 前回の終了点、49,8km土居の首バス停まで路線バスに乗り継いで、ここからスタート。やがて蚊焼を経て海岸線へ出ると、伊王島、軍艦島と、快晴の下、素晴らしい風景に出会います。水仙は、さすがに盛りを過ぎていましたが、それはそれで、また来年の楽しみができました。えっちらおっちらと、権現山に登り、鐘をついて遊びます。pm15;00ちょうど、野母崎行政センター前で、1日目終わり。23,1km、4時間13分。5月の本番では、権現山で夕陽を見れると絶景でしょうが、おそらく夜になってでしょうね。

 バスで市内へ戻り宿へ。この日は、中国の旧正月、「春節」とのこと。クルーズ船が入港しており、ランタン祭りの最中で、ごった返しておりました。外食はあきらめて、イオンで惣菜と缶ビールを仕入れ、部屋食です。そうそうに寝ました。

 先の小城市 福地さんの短歌ですが、あの風景を31文字に捉えきったのは、凄いなぁ、と思います。とても、カメラには収まりません。肌をさす寒風も、怒涛の響きもありますね。ところが、さらに驚くことがありました。これは、次回へ。