吹上浜そして坊津へ

2023-12-10 20:04:25 | 日記
12月10日です。阿久根ボンタンロードレースの旅の続きです。
このブログのカテゴリーは、「シニアブログ70歳代日記」ですので、ランニング記事と限りません。

12月3日 阿久根温泉でロードレースの汗を流した爺さんは、南へ進路を取ります。肥薩おれんじ鉄道に沿って、右手に海を見ながら行きます。奇岩景勝に眼を取られる危うい運転でございます。道の駅に寄ったりで、2時間半ほどで、今日の宿泊先「国民宿舎吹上砂丘荘」に到着。部屋に入る前に、付近の案内図をもらって「千本クス」へ。

 阿久根で走ると決めて、鹿児島県の地図を見ていると、吹上浜が意外と近いではありませんか。
 誰しもいつかは訪れてみたいところがあります。もはや、もう、いくつもは叶えられない、諦めていますが、今回は、その一つに行けそうです。
吹上浜の雄大な海岸線、加えて何年か前に、NHK「こころ旅」で写った”吹上浜の原始林”の幻想的な風景。爺さんは、”原始林”は、南国で海岸だからアコウだと思ってましたが、改めてNHKのHPで調べてみると、2017秋の旅の「吹上浜の千本クス」と判明しました。やはり、行ってみよう。



ちょうど沈んでいく夕陽が差し込んでいます。砂丘に楠の森、太古の昔にタイムスリップしたかのようです。


 ここは、おおむなち神社の森だそうで、流鏑馬神事で有名なところとか、そういえば別の番組で放送された記憶が、、、。


宿に戻り、温泉&グルメ。地元の焼酎を頼みましたら美味しいこと!



 翌朝、砂浜へ下ります。しばし風に吹かれて見とれておりました。


 中国明の時代の歴史書に、日本の3つの港として、安濃津(三重県津市)、博多津、坊津(南さつま市坊津)が、「日本三津(にほんさんしん)」と記されているとのこと。これをゆかりとして、昭和の終わりころから平成初めころにかけて、津市、福岡市、坊津町(合併前)で相互の観光宣伝隊の派遣などが「三津交流」として行われておりました。
 爺さんも、この事業にかかわったことがあり、いつかは坊津を訪れたいと念願しておりました。

さらに坊津めざして南下します。
マッコウクジラが何頭も漂着したというクジラ記念館。

こんな絶景を見ながら、国道とはいいながら崖の上のくねくね細い道を行く。


笠沙の杜氏の郷。焼酎作りの杜氏を輩出したところとのこと。



坊津へ。
鑑真和上が着かれたところです。鑑真記念館はお休みでした。マラソン大会翌日の観光は、こういうのが多い。月曜日だから。


枕崎市に入って、おさかなセンターカツオのドンブリを昼飯。そこから
一気に九州道で帰宅。いやぁ、よく走りました、車で。寝落ちしそうになりました。高齢者はこういう無茶な長距離は危険ですねぇ(冷や汗😅)
.