「アピオス」なる野菜が存在することは、以前にご紹介したかと思うが、そろそろ収穫期にはいったようだ。アピオスは別名を「アメリカホドイモ」とも呼ばれ、名称どおりで北米原産のマメ科のツル性野菜だそうな。ジャガイモみたいに地中に出来る根茎の肥大化したものを食するのだとか。何せ見たことも無く聞いたことも無かった品なので、奥歯に物が挟まったような紹介しか出来無いのだが、ご容赦を。主人公は、例の若き挑戦者であるO氏で、変わった野菜類に挑戦することで有名だ。
その特徴はツル性の野菜にも関わらず、地中に実が出来ること。早い話がマメ科のジャガイモと連想したら良いのかも知れない。従って、収穫にはスコップなどで地中を掘り返すのだろうが、勝手にチャレンジする訳にもいかず、彼の挑戦を待っているところ。どんな異物が飛び出してくるのか、興味津々なのだが、果たして。
現況を画像でご紹介しておきます。既に黄色く色づき始めており、どう見ても終盤期の状態。物の本でも11月中旬頃からが収穫期と紹介されている。彼の試掘もまもなくかと思われるが、うまくタイミングが合って見学出来れば万々歳なのだが。
原産地ではアメリカインディアンのスタミナ源ともされたようで、彼らの主食に近かったのかも知れない.騎兵隊との戦闘を支えたのも「アピオス」だったりして。我が国では青森近辺で栽培事例があるそうだが、当地では皆目見かけない。彼の挑戦によって、栽培が広まるのかどうか、若き挑戦者の挑みは続いていくようだ。