「エンドウ」の種蒔きをしてから、かれこれ2週間になる。おかげで小さな芽が出始めたのだが、一寸特異な現象のようだ。子狸の場合、18メートル程の畝にネットを設置し、半分分けにして「スナップ」と「実エンドウ」とを栽培している。スナップは通例どおりなんだが、実エンドウがポツンと一軒家では無いが、所々にしか発芽していないのだ。他の発芽苗の状況からして死滅したものと推定される。余りにも酷い現状に愕然とせざるを得ないが、嘆いていても始まらない。追加の播種が必要だろう。幸いにして気温は15度~20度程度、エンドウの発芽適温と同様状態だ。まだ間に合うだろう。其処で近くの道の駅へと走ることにした。それは良いのだが、道の駅の行動をしっかりと仲間に目撃されていたようだ。
後刻、「道の駅で何してたんや・・・・・」とは目撃者からの詰問、イレギュラーな行動を不審に思ったようだ。説明はしたのだが自分でも異例な行動となってしまった。新たに実エンドウの種子を購入したのだが、品種は「ウスイエンドウ」、種蒔きしてるのと同一品種があって良かった。ちなみにこの品種は当地の碓井地区(羽曳野市)で開発されたものだとか。未発芽箇所に追加で播種し、残った分は例の「百姓候補生」氏に提供した。彼も又欠損箇所があるみたいだ。
詰問した仲間はまだ種蒔きしていない模様だ。12月に入っても大丈夫だとは彼の持論、そうあって欲しいもの。何でも寒冷期の大寒の頃を小さな小さな苗の状態で経過させたいようだ。事情は我々も同様だが、多分10センチ~20センチ程度の状態かと推測している。冷温は禁物なので、稲藁と籾殻で保護してやる予定だ。
かくしてエンドウの追加播種は無事に終了した。本日種蒔きした「ウスイエンドウ」が無事に発芽してくれることを祈るばかりである。農作業は自然環境に依存する。上述の異例な現象も気象条件によるものかと思いたいが、同一条件でスナップエンドウは通常どおりの発芽なので推測にもならないだろう、作業手順にミスがあったのだろうか。