4月の声を聞くと急激に気温が高まりました。当地でも最高気温が20度を超えるほど、春と言うより初夏の気候のようです。こうなってきますと、目立つのが雑草の伸び、畦道・耕地を問わず勢いよく伸び出しています。放置するわけにもいかないでしょう。と言う事で、新年度最初のお仕事は草刈りに決定、数ヶ月眠っていた刈払機を引き出します。冬場は「草抜き」はあっても「草刈り」はほとんど無し、刈払機の出番も無かったのです。さてエンジンは掛かるかどうか、気になる一瞬ですね。
燃料を詰めリコイルを引っ張ると、ブルルルーと軽快なエンジン音が、一発での始動です。冬眠していた刈払機も異常は見当たらないようです。早速準備をして畦道へ、タンポポやヒメオドリコソウなどが咲き誇る中、刈り取るのは酷ですがやむを得ません。畦道はいわゆる公共通路みたいな存在、保安上、定期的な草刈りは必須ですね。
新緑の雑草は若々しくて柔らかめ、チップソーに巻き付いて屡々回転を止めがちです。折々に抜き取らないと作業も進みません。子狸の刈払機エンジンは23cc、軽量で楽ですがパワーは控えめなようです。雑草にエンジンが負けがちなのかも。
耕地部分まで考慮すると草刈りも大変です。一気に作業を進めると、負担が腰に・・・・・・。其処でやむなく程々にとの配慮が働きまして、結果、緊急を要する畦道部分のみに留め置きました。通路部分は綺麗になりましたが、刈り取られたタンポポ等が無残な姿をさらしています。尚、タンポポは何れも在来種の関西タンポポですね。刈り取りですから根は残っています、最少限度の配慮でしょうか。
エンジン音を響かせていると大御所氏のご登場、本日は出動の模様です。手土産にサトイモを頂戴しました。畑の一角に残っていたようです。残り物に福、有り難く持ち帰らせて戴きます。山の神のニンマリした横顔が浮かぶようで。