木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

死滅だと思った種芋は

2024年04月09日 05時23分12秒 | 耕作放棄地

本欄を続けてご覧の皆様は、ジャガイモに関する頓馬な珍騒動をご記憶かと思う。当事者は「子狸」と例の「百姓候補生」氏の2名だ。内容は2月末に植え込んだジャガイモだが、3月末になっても発芽せず、て長雨で死滅したと解釈し、植え替え用の新種芋の購入に走ったのだ。その数70個余り、段ボール一杯であった。結局、天候の回復を待って精密調査を行ったところほぼ全部が発芽しており、新種芋は必要なかった・・・・・・・との次第。まるで漫画のような顛末である。

当然ながら新種芋の処理に困り、新たな畝の構築と仲間達への譲与によって乗り切った次第。今回のご報告は、旧種芋の現況なりで、画像でお解りのように青々とした立派な茎が育っています。何故ミスったのか、との厳しいご指摘もあろうかと思います、要は確認作業が雑であったこと。3月末になって雨の中で発芽の確認を行ったのだが、ほとんど未発芽と見えた状況だった。結果論だが、例年よりも発芽が遅れ、確認時には待機中だった模様、目視だけでは見間違うはずなのだ。

結果、4月にまたがる頃、再度の精密確認を行ったらほぼ全部で小さな芽が出現、無事である事が解った次第。以来1週間あまり、気温の上昇と共に、伸び始めた茎は立派に育ちつつあります。負け惜しみではないが、我々と同時期に確認作業を行っていたら、大半の方が同様事態に陥っておられたかと推察。

ともあれ結果オーライで一安心です。伸び始めた青葉の茎を目前に、次なる作業の段取りに走っている次第。発芽の次は、「芽欠き作業」と「1回目の土寄せ」が待っています。長老のように埋設時に余分な芽をカットしておけば作業は楽なんですが。まあ、先にやるか後になるかの相違であって作業量自体は変わらないですか。ジャガイモの収穫予想は6月初旬~中旬、前後してサツマイモの植え時と重なります。梅雨時にも入りますし、余程にうまくスケジュールを組んでおかないと。

 

 

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