里山保全活動の一環として森へも定期的に入り込んでいる。頻度は月に1~2回程度だが、現行のメンバーが担当してかれこれ20年前後になるだろうか。若くて元気溌剌だった仲間達も、少々年齢を重ね、お疲れ気味の傾向ありだろう。とりわけ子狸が顕著で、ギブアップして早くも2年近くになる。足手まといになってはと、森の作業からは撤退したのだが、仲間達は今尚メンバーとして扱ってくれてるみたい。森から折々の手土産を持ち帰って届けてくれる。疲れた体に重い荷をと気の毒になるのだが、意に介してないようだ。
今月は14日(日)が作業日であった。イノシシ対策の防御事業を施し、お疲れ状態で帰路農園へも立ち寄ったみたいだ。子狸へのお裾分けとして、果実の土産を野小屋に届けてくれてたようだ。17日昼前、偶然野小屋を覗いて気付いた次第、何ともトンマな話である。しかも置いてあった場所は目線の届くところ、誰でも気付ける場所なのだ。全く何処を見ているのやら。
ビニール袋を開けてみると、八朔・ユズ・キウイ、の3品が入っていた。作業の合間に収穫した物だろう。イノシシ防御柵の設置や補修に追いまくられながらも、収穫作業は見逃さなかった模様。まあ半分楽しみがないと作業も実行出来ませんわな。
それにしても仲間達の友情には感謝せざるを得ない。職種も居住地も思想信条も異なっているのに、「里山保全」という1点でコミュニティーを形成し仲良く活動できるのだから。路線の食い違いで時には意見のぶつかり合いも無きにしも非ずだが、何時の間にか合意点を見いだしている。仲間達を横から眺めていてもジェントルマンだな・・・・・・・・と実感せざるを得ない。短い人生に於いて遭遇出来たのは幸運だったのかも。
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