木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

春キャベツは藪の中

2024年05月08日 05時18分48秒 | 耕作放棄地

「春キャベツ」なる物に全く関心は無かったのだが、そこはそれ、長老にうまく丸めこまれて挑戦するハメに。実は自宅でもキャベツを残す派で、どうかすると山の神とのもめ事の原因とも成りかねない。キリギリスの食べ物を何で人間が・・・・・との高尚な疑問の解答は、未だ見つかってはいない。とまあ内輪の話は横に置いときまして、一般には大阪の「粉もん文化」には必携の品、一玉100円前後で入手したいのが本音であろう。気候の変動で価格も乱高下しやすいが、耕作者に言わせると一玉100円など原価割れも良いとこだろう。畑に放置して野鳥のエサにでもした方がマシ・・・・・・・・・との心情にも。

そんなこんなで、今年始めて春キャベツに挑戦した。キャベツの責務、防鳥・防虫対策が当然の必須事項で、最初からネットを被せいわば檻の中状態で栽培した。半スルーとは言えネットがあるので中味が解りづらい。必然的に足も遠のき、徐々にヤブ状態に。ネットの中央部は防御も堅固だが,両端は外部に露出しがちで、案の定野鳥に囓られる始末、多くはヒヨドリかムクドリであろう。

苗を植え込んだのは確か正月明けだったかと思うが、時間を経てキャベツの玉も大きくなって来たようだ。嫁殿や孫娘などはキャベツ大好き派、従って成果品は持ち帰らざるを得ないだろう。搬送には重たいがやむを得ない。ネットをめくって玉を2個ほど収穫した。通常キャベツは球形だが、春キャベツは富士山型のかっこう、初見なので少々驚いたが品種の相違なのかも知れない。

ネットをめくってビックリの状況だったが完璧にヤブ状態なのだ。上述のように、キャベツ訪問の頻度が少なく,思うような雑草対策が取れなかった故かも。やはり見通しが悪いと足も遠のきがちだ。個人的な性癖としてキャベツが余りお好みでは無い・・・・・・と言う現実も影響してるのかも。

子狸の個別事情はともかく、春キャベツは柔らかくて瑞々しいのが特徴みたいだ。繊維質も豊富だし、春の栄養源並びに胃腸の活性化にも役立つ品でしょう。春先の、野菜類が少ない時期と言うタイミングの良さもあります。栽培と収穫に挑戦するのも、お勧めかも知れませんね。

 

 

 

 

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