このたび新たに入会された母子二人組、愛称を「農業ガールズ」と名付けたが、奮闘が続いているようだ。第1ラウンドは畝立てをして夏野菜の定植、各種少量ずつで、いわばお楽しみバージョンと言った趣だった。無事に定植を果たし終え一段落と言った状況、多少は周囲を見渡せる余裕も生じたようだ。時を見計らったかのように,第2ラウンドへの進出を決意。第2ラウンドは少し離れた子狸のカボチャ畑の一角、実は子狸が準備中だったカボチャ畑を2分割し、半分を割譲していたのだ。
カボチャの植え付けは未着手だったので、耕地は畑起こし前の状態、つまり荒起こしから畝立てが必要な状況だった。彼女たちはパワフルさで現場に挑戦、子狸が提供した三本鍬と長柄鍬を用いて、若さと力技とに物言わせ乗り切った模様だ。気温は25度前後、湿気もそれなりに高い。子狸などへばり気味で木陰に逃げ込んで座り込んでるのに、作業は黙々として続いたようだ。遠目に眺めていても、ブルトーザーのような力強さが感じ取れる。若い娘さんにブルトーザーの比喩は失礼かも知れないが、他に適当な優美な表現が思いつかない。
それとなく聞き出してみると、どうやら高畝・幅広畝で3~4本を設置、栽培品目は夏野菜とサツマイモの想定だそうな。夏野菜は上述のとおり既に体験済み、サツマイモは6月定植だから十分間に合う。最初の農作業だとすればサツマイモなど最適であろう。栽培は容易だし、時間的にもタイムリーだし、何よりも獲物が大きい。収穫の喜びに満足されるのは必定、どうしても挑戦して欲しい品目だ。
横目で母子二人組を眺めているだけでは救われない。子狸の作業も待ち構えているのだ。本日の想定は既に植え込んでいる夏野菜への水やりと,水タンクへの水の補給、並びにカボチャの定植だ。時間と体力が許せば草刈りの実施をも。第一順位はカボチャの定植、実はポット苗で育てているのだが、どうもウリバエにやられているみたいで、早急にビニールキャップで保護する必要がある。何が何でも本日に対策を講じないと。
最後の画像が定植したカボチャ苗とビニールキャップ姿の勇姿{?)だ。農業ガールズの奮闘に刺激されて,最小限の作業は乗り切った。これからもサボリがちな子狸の性癖を、勇猛果敢{?)な彼女らの作業姿が但してくれるのかも。
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