ゴーヤの話が続きますがご容赦を。何せ、今が盛りの野菜ですから頻繁に登場させませんと。昨年からゴーヤ茶作りにはまっていますので、今回は少々のご紹介を。ゴーヤ茶作りとの遭遇は、例の百姓候補生氏との出合いからだった。彼の農園への参画でいろんな変化が見られたが、ゴーヤ茶作りもその一つであろう。ゴーヤには失礼だが、ゴーヤなどチャンプルと同義語としか思ってなかったのだ。各種の野草をお茶に・・・・・・との実態は存じていたが、まさかゴーヤがお茶に化けるとは想像もしてなかった。しばらくは話半分の状態だったが、昨年から取り組んでみた次第。
何せ夏場はゴーヤの宝庫、放置してても沢山実ってくれるのだ。有効に活用すべきだろう。効能は様々あるようだが、代表的なものは、①免疫力を高める、②夏バテ防止、③血糖値を下げる・・・・の三者のようだ。沖縄に長寿者が多いことを鑑みても、ゴーヤが何らかの作用をしてることは間違いなかろう。ものは試しと彼に作り方を習い、見よう見まねで挑戦してみた。手法は聞き及んだが、間違いもあるかも知れない。まあ、おおらかな雰囲気でお読みいただければ。
収穫したゴーヤもそこそこ貯まってきた。冷蔵庫保存でも長期にわたるのはよろしく無いので、早速加工に。まずは両端を切り落とし、二つ切りにして中のワタを取り出していく。此処でゴーヤが新しいと取り組みやすいが、保存期間が長いと作業が微妙になるのでご注意を。ワタを取りだしたら水洗いした後、2~3ミリ幅で細かく裁断していく。裁断したものは籠に広げ、天日干しへと。乾燥が続くと小さく軽くなるが、程よく乾ききったらフライパン等で煎ってから空き缶等で保管すればOKです。
使用法は煮出しが一般的でしょう。沸き立ったお湯に適量を投入し、2~3分程度沸騰させたら十分かと。子狸は農園への携行用にしてますが、夏場は避けて秋冬用です。煮出すので、夏場は冷やす手間が掛かり、一寸使いにくいかと。夏場用は2リットルのポリ容器入りお茶をまとめ買いし、冷蔵庫で保管してます。即座に携行可能で重宝しています。やはり便利さには勝てないようですね。
まあお好み次第で、選択は自由でしょうが、必要以上の水分携行は不可避かと。余る位の分量を確保しておかないと夏場の農園作業は危険です。それと携行してても飲まなかったら意味が無いこと、少しづつでも飲用しましょう。