木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ネット張り完了す

2023年11月16日 05時26分26秒 | 耕作放棄地

エンドウの下準備だが、ボチボチとだが進捗している。骨組みは仕上がって、最終的に残ったのが「ネット張り」だ。子狸はキュウリネットを流用してるのだが、こやつ一寸やっかいで、張るのに少々のテクニックを要する。例の「百姓候補生」氏も嫌がって他の手法に乗り換えたほどだ。複雑怪奇と言うほどでは無く、要はコツのレベルかと思うのだが。商品のネットがよじって袋詰めされており、現場の上下ロープを間違わないようにネットに通さなければならない。このロープ通しで混乱を来し、ネットをおシャカにするケースが多いのだ。

キュウリネットは1個100円~200円程度、おシャカにしてもそう負担とはならないが、精神状態によろしく無い。子狸も何個ものネットをボツにしてしまったが、お蔭で要領は飲み込めたようだ。最近は失敗無く張っている。購入したネットは、升目18センチ、高さ1.8メートル、長さ18メートルの物。何個かをまとめ買いしてプールしている。畝長は16メートル程だから、少々余るので端の支柱に巻き付けている。

既に先行している百姓候補生氏のネットを横目に眺めながら張り続ける。コツは上述のように、現場に張った上下のロープをネットに通すこと。まずもって探し出すのはネット端、小さな固定用ロープが付いているので其処が端だ。端からネットのよじれを崩さぬようにロープを通し反対側の端まで通せばOK、慣れたらどうって事も無い作業だ。

ネットが上下ロープに通ると、張りを調整しながら固定していく。この時、ネットにゆがみが出やすいので要注意。ピンと張るのはやはりコツが必要、経験を積むに限るでしょう。張り渡した結果が画像の如しです。結構様になってますでしょう。要は慣れの問題かと。

エンドウの栽培法は種々様々かと思われます。一例を挙げると、断面で三角形となるような支柱組を行って頂点で合流するような手法もあるようです。耕地の事情も、地域の慣習もありますでしょうから、各位で工夫されるのが望ましいかと。我々が上記のような手法を採用するのは、マメ科の栽培地が、概ね畝幅50センチ位、畝長16メートル位、の畝を交代しながら使ってるからです。耕地の制約があって、支柱立ては垂直しか選べないですね。

 

 

 

 

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