鉄道模型工作記録帳

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JYOSHINデンキ1

2009-11-07 00:24:00 | 模型工作雑ネタ日誌

先日の出張で撮りためた写真はおおよそ950枚でした。
ネガ時代より遥かに伸びますね。
その代わりきちんと維持できるのかは大変疑問です(゜Д゜ )

デジタルデータって刹那的なもんだといまだに思うんですよね・・・。

高崎で(^▽^)ゴザイマース

そういうわけで出張中にもばたばた書きましたが、高崎機関区と、実は上信電鉄の車庫もちょこっと拝見してきたのでありました。


こんなのがいたから。
上信電鉄のED316です。

ただし、全体写真はこの中途半端なカット以外ピンとミスしていたと言う大チョンボ。

この機関車。ご存知のように元伊那の機関車で。



この近江の仲間と言うか。
これら1から5が近江で、6が上信にいった生き別れなわけですけど・・・。

見た通り全く別物になっております。

車体がまるで違うと思っていたんですがここでまた自分なりに見つけた部分と、推測やその他もろもろなど。


間近で見てはじめて知ったことなんですが、どうも箱型車体の様子が通り一遍等ではありませんでした。

シャキッとした箱車体ではなく、構造的に継接ぎ感があります。


窓を埋めた痕が見えますよねぇ・・・?


あれ・・・・?

重ね合わせてみよう・・。

( ゜д゜)ビンゴー

勝手に感動してますが、レンズブレはあるものの、車体の窓がぴったり合致しました。
台車感覚もドンピシャです。


これは旧車体を載せ代えたのではなく、旧車体に継ぎ接ぎして箱型にした代物だったんですね。
つまりこれは元の窓を埋めた痕だったと言うわけです。


左の窓は元運転席の窓であったということですね。

これは面白い発見をしました。

不恰好な箱型車体は成り立ちの意味があったわけですね。


ボンネットの機械は箱型車体の中に移設した上でそのままあるようです。


フレームの構造もそのままであることがわかります。


ヘッドライトやテールライトも同じもののような気もしますが・・・?


視界の狭そうな運転台を改善するために箱型にしたんでしょうね。


ということは、箱型車体の室内には、この縞目板が残っているのかもしれませんね。





端張の垂れ下がり方も残っており、確かに兄弟であったことを偲ばせてくれます。


いやぁ、リベットの打ち方もまるで変わっておりません。


台車は近代的なコロ軸受けに改造されておりました。
DT10系には違和感があるくらいの密封式コロ軸受けに一寸感動。


ドアも・・・どうやらボンネット時代のものを流用した様子。


遠く離れていても、殆どが残留している戦時買収電気機関車というのもなかなか面白いものでありますね。

ただし

屋根上のこの機器と


この機器はボンネット時代には無いものです。

いったいなんなんのでしょう?

特に前者の機械は何者?


ということで、一堂に並べてみましょう。伊那電の機関車。
ED311はネガからまだ起こしておらずお見せで来ません。

ED312


ED313


ED314


ED315

実はこれだけ撮影時にボールドウィン台車でした。


廃車だったらしいのですが、なぜか塗装工進捗の姿でした。

で、ED316

どちらも末永く形が残っていきますように・・・。


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